5/11リコー杯女流王座戦 対渡辺女流初段

リコー杯一斉予選から早くも１週間。
いつも振り返りの図面をPCで作っているのですが、やる事とやりたい事がありすぎてPCを立ち上げる隙がありませんでした…。
より手軽にということでアプリのkifuforiPhoneをお借りして図面を作成しました。

初手▲56歩からの力戦で、△85歩→86歩が間に合う前に攻撃の戦果を挙げなければいけない局面です。
女流王座戦の一次予選は待ち時間が40分で、この仕掛けあたりの数手に半分くらい使って攻めが成立するかを読みました。

まず▲25桂△22角(他の場所は▲44銀がある)に▲34歩と垂らします。
△45歩には▲33歩成があるため△42金上と進み、▲33歩成△同桂▲同桂成△同角に▲56桂が厳しくこちらが良くなりました。玉頭を狙っているところを一転して64銀に働きかけるのが少し見えづらい局面でした。

この日は40分にしては１局通してしっかりと読めており、久しぶりに良い内容で勝つことが出来ました。毎回こういう調子で読めたらいいのですけどね笑

また同じブロックに海外選手のトゥルムンフさんがいて、一回戦の将棋を見ていて力戦でこんなに上手く対応出来るのかと驚きました。１７歳とお若いのでこれからもっと強くなるのだろうなと思います。