6/23リコー杯女流王座戦 対野原アマ

2日続けての対局振り返りですが、連続して対局した訳ではありません(ただの怠慢)。
早指しでは過去に何度かアマチュアの方と当たっていますが、3時間の待ち時間では久しぶり。10年ぶり位かしら。
中学生名人であり、公式戦でお名前を見る機会も多く、とても強い方だと認識していました。

野原さんは英春流の使い手なので、こちらがどういう対策を取るか悩みました。
過去の将棋では振り飛車側が捌きに出て斬り合っている展開が多かったので、今回は争点を少なくして厚みを作る様に指してみました。

図より前に小さなミスをして、少し心細かった局面です。
ここから△75角▲76歩△31角と進みました。野原さんは歩を使わせる事が大きいとみた様ですが、直後の▲58飛の味が良く、リードを奪えたと感じました。

図では△76銀と角に圧力をかけられるのが嫌でした。
▲66角△67銀成は嫌だったので、△76銀には▲34歩△同飛▲55角と出る予定。
以下△54歩には▲35歩△同飛▲73角成△同桂▲58飛から後手の飛車を狙いつつ先手の飛車の捌きを狙っていく感じでしょうか。
良いタイミングで△75角を出られると悪くなりそうなので神経を使いそうです。

この後も2回位ミスをしたのですが幸い致命的にはならずに済みました。
アマチュアの方というのあり感想戦は序盤も含めてじっくり。次に指す時にはもっと強くなっているのだろうなと思います。
久しぶりに良い勝ち方を出来たのでこの調子を続けていきたいです。

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