2020.05.16 女流王座戦 対香川女流三段

今日はリコー杯女流王座戦の一次予選でした。
リコー杯女流王座戦中継ブログに1日の模様が載っているのでぜひご覧ください。

香川さんとは過去に相振り、対抗形、横歩取り、矢倉と幅広い戦型で指していて事前に的を絞るのが難しい相手です。
結局は力勝負になるのだろうなとは思っていましたが、玉単機の逃走というのは予想できませんでした。

互いに1手間違えたら敗勢になる様な、ミスの出来ない展開でしたが、そんなに変な手は指していなかったようで安心しました。
棋譜中継には中盤こちらが悪そうな雰囲気で書いてありますが、対局中は少し指せるのではないかと思っていました。実際にソフトの評価値としてもこちらがプラスの時間帯が長かったです。
とはいえ入玉を確定されたらお終いなので非常に神経を使う難しい将棋でした。

画像1

ここは少し出口が見えかけていると感じた局面です。
▲44桂が狙いの1手で△同銀は▲32竜、△同角成は▲28竜で次に▲45香を狙います。

実戦は△同玉▲45歩△53玉と進み、入玉される心配がほとんど無くなりました。
その後もたついた部分はありましたが、勝ちきれて良かったです。

昨日も書いた通り、非常に難しいコンディションの中で、勝ち星をもぎ取ることが出来たのは大きいです。
また来週も対局があるので、出来るだけの事をして臨みます。

読んでいただきありがとうございます。 単純なのでスキやフォロー、サポートをしていただけると更新頻度が上がると思います。笑