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【障害者雇用・助成金ニュース】障害者の在宅ワーク提案 堀江さん、動画編集のNPO

皆さんおはようございます、伊藤です。

障害者雇用もコロナ過の影響や技術の進歩などもあり新たな動きが多く見受けられるようになってきました。

特に在宅ワーク( テレワーク )の動きは急スピードで進んでおり我がnoteでも度々取り上げてさせていただいておりました。

そんな在宅ワークの新たな取り組みに関するニュースについて本日は解説したいと思います。

Youtubeを筆頭に急速に伸びている「 動画編集 」のお仕事。そんな動画編集は在宅でできるということで今後益々必要とされる可能性を感じます。

そんな中、NPO法人「キャンバス」の代表の堀江氏は「障害者とネットはとても相性がいい」ということで4名の方を雇用しております。

ではなぜ「障害者とネットはとても相性がいい」のか?私なりの解釈は以下になります。

① 自宅にいる時間が長い方が多く、ネットに慣れ親しんでいる。

これは障害者の方は仕事に就いていないなど、外部との接触が少なくということでマイナス面に捕らえられることが一般的かと思います。

ただし自宅にいる間にネットに触れる機会が増えることで、この動画編集というお仕事に関して言えばプラス面に働くことが多いですね。

② ①の流れから特にアニメや音楽、ゲームに精通している方も多い

動画投稿においてやはりアニメや音楽、ゲームの分野の人気は根強く、動画編集の依頼もそういったジャンルのものも多いかと思います。

①の流れで障害者の方の中ではアニメやゲームにハマる方も多く、それが動画編集との親和性が高いことでよりクオリティの高い成果物を提供できる可能性があるかと思います。

③ 「 集中力がある 」ことや「 細部にまでこだわる 」という特性が長所して生かせる

例えばyotubeの動画編集も内容によってマチマチかとは思いますが、完成するまでに10時間以上かかると言われています。

また、テロップやアニメーションなど想定している動作ができているか、不具合はないか、などの細かい部分まで確認したり微調整したりすることも必要になってきます。

そんな中、特に発達障害の方に多いですが、特性をマイナス面でとらえると、

集中しすぎて他のことがおろそかになってしまう

細部までこだわりすぎて成果物の完成までに時間が掛かってしまう

ということが言われていますが、動画編集においてはこの、

「 集中力がある 」ことと「 細部にまでこだわる 」ことがプラスに働き、よりクオリティの高い成果物を提供できる可能性に繋がっていくかと思います。

ここ最近は就労支援施設でも動画編集を学べたり、動画編集の仕事を受注して障害者の方に業務をお願いするような事業所も増えております。

NPO法人「キャンバス」の代表の堀江氏も、

「将来的には、次世代の音楽制作と編集作業ができる人材育成の就労継続支援A型事業所を立ち上げたい」

と語られており、是非実現していただきたいと切に願います。

動画編集が障害者雇用の当たり前の仕事になっていく未来は、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

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