白い部屋で味わうディストピア

今シーズン初めてにゲレンデきたぜ。

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ラストライドの時の写真。

何も見えねーね、21歳これからの僕の人生ぐらい何も見えねーね。


とりあえず、勘は取り戻せました。くるくる回りかけたしね。

オフにやってたスケートボードが一役買ってんな、きっと。


車の中でどう滑ろうか、すごいイメージ膨らませてたのに、いざ滑るとこんな感じかぁと一年前の実力と比べ大して成長してないんだと落胆する。

そりゃそうだろ、前シーズンから一回も滑ってないんだから。

黙っててもうまくならねえぞ、坊主。


でも楽しかったよ、飯は微の妙だったが。

いいよね、あのゲレンデのお高いご飯のチープさ。

値段はまあ山の上だし、人件費とかを考えたら妥当なのかもしれない。

しかし、まあ普通なのよ、味は。


なんかあのチープな味って、そういうところなら全部あの味じゃない?

そういうところ→高校の学食、社食、サービスエリア、etc....

そういうご飯を提供しているところってなんかこうひとくくりにするカテゴリーとかないのかな??

あのすべての味のパラメータが10段階中5で綺麗な六角形になってるあの感じ。きっと誰が作ってもそういう味になるようにわざと角を落として、誰が食べても「うん、食べれる。なんなら少しおいしいな」と思えるようにしているんだろうな。

すげえ失礼なこと言ってる気がするけど、僕はたまに食べたくなるし、こういう平らな味も結構好きだったりする。


ディストピアにおいて、配給で出されるであろうラーメンの味がそれなのかもしれない。


『小さな白い部屋で、小さな扉からだされるディストピアラーメン。

僕はそれを食べて、ダニの湧いた臭いベットに横になる。』


ってな感じ。


ご飯の批評ばっかしてないで、自分の滑りを客観的に見てみろよ、くそ坊主。





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