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ナナメの夕暮れ

天塩川を下っている。名寄から海まで。

テントをカヌーに積んで川の旅。初めてバイクにテントを積んだ日のことを思い出すような。

カヌー。、うまくなりたいなぁ。、と思う。

7月。旅人宿昭栄を始めて、まる5年が経とうとしている。

5年。宿の成長は3年目くらいからしていない気もする。
社交性も愛想もない俺が宿を経営しているのは今でも不思議な話だが、かくも弟子屈という閉鎖的な環境で俺みたいな人間が平静を保てているのは、宿が外とのチャンネルを果たしていることが大きく、バランス取りに役立っているのは明らかなので感謝の嵐です。


5年間、環境的な変化というのは特にない。
南弟子屈駅の廃止もコロナと重なっていまいち影響が把握できないままである。
昭栄小学校の状況からして、いつまでこの場所で営業できるかはわからないが、
自分自身自分の底みたいなものはもうだいたいわかってしまって、
北海道に住む。旅ができる生活を作る、あんまり働きたくない。
メインクエストは残っていない気がしている。
「コロナが開けたら」が教育勅語のように繰り返し言われる中、今を先送りにしている世界の雰囲気が怖い。

さて、上裸で漕いでもんだから日焼けがエグくて寝れません。

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