ついに完結！『こむぎびよりのコッペパン』第4巻 編集後記
魚田南先生の最新刊『こむぎびよりのコッペパン』第4巻が発売しました。完結巻です…！
魚田南
定価：858円（税込）
装丁デザイン：市来沙里（BALCOLONY.）
＜あらすじ＞
大学生の甲斐田 一虎が鴨川でシュナウザーのコッペ・パンを拾ってから早3か月。元飼い主も判明し、この度イチは正式な飼い主となりました。ある日、子犬のナンと京都へ遊びに来た伊与は、自分にだけ懐かないナンに対して怒ってしまいケンカが勃発！思わず逃げ出したナンは、まさかのピンチに陥ってしまい…！？また、自身の将来について頭を悩ませていたイチ。様々な出会いを通して芽生えた気持ちに向き合い、出した答えとは――。にぎやかで愛おしい、京都でのふたり暮らし感動の最終巻！！！
孤独な青年イチと捨て犬のコッペが共に生活する中で、少しずつ成長していく姿が描かれてきた今作。ついに最終巻が発売となりました！
この記事では、担当編集・上代に『こむぎびよりのコッペパン』の魅力と編集秘話を語っていただきました。
約3年間の連載に幕、そして…
イチとコッペが出会ってから早3か月、はじめはケンカばかりだったふたりもいつしか相思相愛の関係に…！そして人見知りだったコッペは、ナンとの出会いを通して「お兄さん」としての自覚が芽生えたようです。その結果、4巻ではコッペが様々なことに挑戦！ぜひ1巻から読み返してコッペの成長を感じてほしいです。
そして月日は流れ、大学2年生になったイチ。将来について悩んでいたようですが、イチもまた人との出会いを通して自分の「夢」を見つけます。4巻ではダイとともやすの今後についても描かれているので必見です。
毎巻おなじみ、魚田先生描き下ろしの単行本幕間イラスト！今回は「イチとコッペのお散歩」がテーマになっています。お散歩の途中でふたりは誰と遭遇するのか…ぜひ単行本でお確かめください！
第4巻の編集作業を終えて
ついに最終巻発売が発売となりました…！嬉しくもあり寂しくもあり、というのが正直な心境です。4巻の編集作業中で印象に残っているのは、魚田先生がイチとコッペの物語をどこまで描き切るのかとても悩まれていたこと。悩んだ末にたどり着いたラストシーンはこの上ない締めくくりになっておりますので、多くの人に届いてほしいなと思います。
そして最新話を更新するたび温かいコメントをくださる読者の皆様に、魚田先生だけでなく担当編集も支えられていました。（いつも密かにいいねを押させていただいておりました！）最後までイチとコッペを見守っていただき本当にありがとうございました。またどこかで、『こむぎびよりのコッペパン』のキャラクターたちに会えることを、私も楽しみにしています！
今回は全国書店共通A6ペーパーと京都の書店限定ステッカー、そしてサイン本を準備中ですので、ぜひ書店でお手に取って頂けたら嬉しいです。
また、刊行を記念して2/8～2/22までX（旧Twitter）にて感想キャンペーンを実施中です。「魚田南先生直筆サイン入り複製色紙＆POP」を抽選で5名様にプレゼントいたします。
詳細はSHODENSHA COMICS編集部公式Xをご確認ください。
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