観戦レポート②~湖西線は現在運転を見合わせております~

どうもどうも。今回も観戦レポートになります。
一軍の試合はしんどいから二軍のほうが観たい、という考えは前々からありましたが、最近は「アマチュア野球はやっている時期が限られているから観れる時に観る。プロはいつでも観れる」と考えています。過激化が止まりません。良くない良くない。

さてさて、今回観戦に行ってきたのはJABA京都大会です。試合は基本的に注目していた数名の選手を中心に書いていきます。

⑪4月27日 東京ガスvs JR西日本 @皇子山球場

初の皇子山球場。かの有名な湖西線に初めて乗って降り立った大津京。駅から近く、大きさも十分で綺麗、スピードガンは無いけど屋根はある。なかなか良い地方球場です。
まずは笹川晃平さん(3年目・OF・東洋大)。試合開始直後の第1打席で初球をセカンドフライ。スタンドからは失笑が漏れました。なお、その後は内野安打で打点をあげ、四球も選びました。スラッガーらしかったかと言われるとアレですが、1番打者の役目は果たしたと言えるでしょう。
続いて楠研次郎(1年目・OF・富士大)。あの富士大でクリーンアップを担ったスラッガーです。当時はセンターを守っていましたがこの日はDH。来年に向けて守備も見ておきたいところです。2点タイムリー打っていて、打撃は通用しているようです。
その他にも、中山悠輝(6年目・IF・PL学園)・石川裕也(3年目・IF・日大国際関係学部)の三遊間の声がすごかったのも印象的です。臼井浩さん(3年目・RHP・中央学院大)は球が高く、6回1失点という結果の割にはグダグダの投球でした。そして最後は石田光宏さん(4年目・RHP・関西大)と4年ぶりの再会。1年目の快投、不振でビデオ係にもなった2年目を経て、リリーフエースとして帰ってきました。3人切り。嬉しい。
一方のJR西日本。蔵桝孝宏(4年目・OF・法政大)も宮台康平(日本ハム)からホームランを放った試合を見て以来4年ぶりの再会でした。ちゃんと覚えてないですが、この日ヒットを打ってたと思います。ドラフト候補と噂の佐藤直樹くん(3年目・OF・報徳学園)は2安打1打点でした。
試合は、特別目立った選手がいたわけでもないですが、東京ガスがコールド勝ち。地力の強さですね。寒すぎて集中して試合を見れてなかったとかではないです決して()


⑫日本製鉄広畑vs大阪ガス


大阪ガスはまず、ドラフト候補の小深田大翔(2年目・IF・近畿大)に注目。しかしこの日は守備は可もなく不可もなく、打撃はもう一息かなあという日でした。ショートの即戦力が今年は非常に少ないので、ちゃんとショートを守れるところをアピールできればプロも近づくのですが。先発の猿渡眞之(8年目・RHP・飯塚)はノーヒットノーランを達成したあの試合ぶり。出来れば見たことない投手がよかったんですが… なんだかんだで抑えるあたり流石だなと思いました。猿渡の後は中谷佳太(7年目・LHP・天理)が登板。2年前のわかさスタジアムで完投だったか完封だったかを見て以来。だから見たことない投手を… そして、この日は古川昂樹(4年目・OF・立命館大)が大当たり。鋭い当たりを飛ばしまくって3安打3打点(たぶん)でした。大学時代・入社後合わせて何度もこの人を見ていますが、その中で一番良かった日でした。また、動いているところを初めて見た室屋太郎(4年目・OF・鹿児島実業)がホームラン。近本光司(阪神)の穴を埋める存在となれるでしょうか。
広畑で言うと大場勇希さんのスタイルが好きだったんですが、昨年限りで勇退していたことを知りました。川瀬航作(1年目・RHP・京都学園大)しか知ってる人いないじゃん…と思っていましたが、思わぬ収穫がありました。この日先発の宮田康喜(RHP・姫路南)です。昨年の日本選手権で全国デビューしたという高卒5年目の投手。去年の広畑の試合は見ていなかったので、失礼ながら知らない選手でした。スピードガンが無い皇子山なので確実なことは言えませんが、この日投げた投手の中で一番の球速だったと思います。加えてスライダーもキレていて、ほど良く球が荒れていたのも相まり、大阪ガス打線から多くの三振を奪いました。花本太紀(4年目・IF・創価大)・室屋にホームランを浴び、さらにエラーも絡んで4失点しましたが、すごい投手を「発見」できました。今年の個人的推しアマチュア選手2番手に決定です(1番手は舩曳)。
試合は宮田の降板後に広畑投手陣が打ち込まれ、7回コールドでした。近本が抜けたとは言え、大阪ガスが去年の都市対抗王者の強さを見せました。


⑬NTT東日本vs JR東海


この日一番楽しみにしていたカードです。NTT東は良い選手が集まっています。ムコドノこと向山基生(1年目・OF・法政大)のヒットを起点にチャンスを作り、保坂淳介(2年目・C・中央大)のタイムリーなどで初回から4点先取。堀誠(3年目・RHP・立正大)は粘られる場面もありましたが、スライダー系とシュート系の球(上から見ていただけなので持ち球の詳しい情報は知りませんが)を出し入れして打たせて取っていました。あとは上川畑大悟(1年目・IF・日本大)と丸山雅史(2年目・IF・国士舘大)の二遊間も見ることができました。
JR東海では竹村春樹(2年目・IF・明治大)と吉田有輝(1年目・IF・明治大)の明大主将経験者の二遊間も見れました。先発の戸田公星さん(13年目・RHP・日田林工業)は見たのは3回目ぐらい。他の投手を(ry
試合中盤、JR東海側では小寺兼功(1年目・LHP・近畿大)が準備をしており、見たい気持ちはあったものの、第3試合の開始時点で到着から既に7時間が経過。この季節にしては極寒とも言える気温、湖西線が止まる強風、断続的に降る雨に苦しめられ、筆者のライフポイントはほぼ0でした。熱を作るためにお昼ご飯を消費してしまったのか、お腹もすいて集中して試合を見れなくなってきました。命の危機を感じた筆者は4回で退散しました。なお筆者が帰ってから小寺くんとNTTの飯嶋海斗くん(1年目・LHP・東海大)と小又圭甫(2年目・RHP・国学院大)が投げていたらしく、ちょっとだけ後悔。

まとめ

前日は仕事帰りに飲み会で11時半に帰宅。当日は平日と同じ時間の早起き。職場に行くよりも早い電車に乗り、片道1時間半の小遠征。ぬわa…疲れました。ですが、先週ほどの絶望的な展開ということもなく、見たい選手を見れて活躍してほしい選手が活躍してくれて良い観戦会でした。滞在8時間半。3試合(2試合半)で18イニング。2試合26イニングとはえらい違いでした。天気もえらい違いでした。雨にも負けず風にも負けず、観戦ライフを充実させていきたいと思います。

それでは次回の投稿でお会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?