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合気道 お稽古録 010

<所感>
今回の指導員は、Tさん。
前々回のお稽古でご指導いただいた、ひとつの技を、体術と杖術(じょうじゅつ)の両方で行う形式で、今回のお稽古も進められた。

体術でこなせる技も、杖(じょう)を一本挟むことで、別の技のように感じるから不思議。

先輩方のお稽古を見ていると、杖を握り込まずに、手のひらで扱うようにされていた。
刀と違って、杖はどこに手を添えてもよい道具だから、杖のどこにでも滑らせることができるような手のひらの自由が、自分の身体を杖に添わせるには必要なのかな、と推察する。

また、指導員のTさんからは、
「杖で相手を投げ飛ばそうとか、そんなことは必要ないんです。むしろ、杖で相手をやさしくやさしく導いてあげるような感じで、技を稽古してみてください」
というお話が何度もあった。

「技をかける」となると、「相手をなんとかしよう」と無意識的に思う自分を諌めて、名前のとおりの“合気”を体現することを、今後もお稽古していこうと思う。

<稽古内容>
呼吸法
呼吸操練
準備体操
受け身 前・後ろ
一教 相半身 指一本で表・裏 相稽古
一教 両手取り逆半身 杖で表・裏 かかり稽古
色々な呼吸投げを、体術と杖術で 相稽古
色々な呼吸投げを、体術と杖術で かかり稽古
座技呼吸法

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