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精密採点DX-Gでボーナス込みで100点が取れる方法

はじめに

この記事では精密採点DX-Gの攻略法に特化した解説をします。
精密採点AiやJOYSOUNDの分析採点シリーズでは通用しない部分も多々あります。

また、わかりやすさ重視のため、一部厳密性に欠けた説明をしている箇所があります。

得点アップの最短コース

精密採点DX-Gで高得点を取るには、「採点結果の2画面目」の各項目を網羅するといいです。

採点結果2画面目


1画面目の点数と5角形の形だけ見て2画面をないがしろにしている人が多いですが、得点アップのための伸びしろは2画面目に隠されています。

そして、以下の要素を全て同時に達成することで素点で98〜98.5点、ボーナスで1.5〜2点追加して100点満点(通称ボナカン)になります。


リズム

真ん中にしましょう。
走りゲージは1つたまるだけで最低3点減点されるので論外です。
リズムが真ん中なのに採点1画面目の5角形のリズムが凹んでいるなら走り気味ですからもう少し後ろで歌いましょう。

リズム中央なのに欠けている例
※実際の写真は残していなかったので別サイトに記録されたデータを載せています


音程

一番配点が高いです。音程正解率89〜92%におさめましょう。
88以下は純粋な素点不足で、93以上だと仕様上素点の伸び以上にボーナスの点数の抑えが大きく、逆にカンストしにくくなります。

音程が低くボーナスが強く入るが素点が低くなる例


音程が高くボーナスが抑えられる例


ちょうど良い音程で、素点とボーナスのバランスがいい例


ただし、ビブラートとロングトーンの評価をともに4.5以上安定して取れる場合に限り音程正解率の許容値は87〜95%あたりまで広がります。このとき許容値が上下ともに広がる理由は説明すると長くなるので省略します。

曲の前半に音が揃いすぎた場合は、あえて後半はピッチをずらすテクが存在しますが、100人いたら95人くらいは音程正解率90%に届いていないと思うので、とにかく正確な音を出すことだけを考えましょう。

DAMの音程正解率はかなり厳しく判定されています。
「キー」1つ分の音程差のことを半音と言うのですが、以下の点数を1つ1つの音程バーにつけて、その平均を取ることで音程正解率は導かれています。
・正解の音程から±1/4半音以内の誤差で100点
・1/4〜3/8半音以内の誤差で80点
・3/8〜1/2半音以内の誤差で50点
・それ以上のズレで33点
・声を出していないと0点
何を言っているかよくわからなくても、「音程バーをただなぞるだけでは不十分であり、さらに高い精度が要求される」ということだけ分かればとりあえず大丈夫
です。

音程バーが表示されている各ページの終わりごとに、星が流れており、その色を見ることでそのページの大雑把な音程正解率を確認できます。
・90%以上→虹色
・80~89%→金色
・70~79%→赤色
・60~69%→青色
・60%以下→エフェクトなし
音程正解率が90%を超える人は基本的に金と虹しか出さず、たまにミスって赤が出るかな、ぐらいです。

金エフェクトの例。9割以上音程バーはあっていますが、それよりも小さいズレがありこのページの音程正解率は80〜89%になっています。


表現力

抑揚100、しゃくり30以上、こぶし5以上で確実に表現力は100点取れます。フォールは関係ないです。
最低でも抑揚90、しゃくり20は欲しいですね。

フォールは不要


よく聞く「AメロBメロは小さく、サビは大きく」だと多分抑揚70くらいしかつかないです。
実は、抑揚は曲の初めから終わりまでを6分割した各区間ごとで採点しています。
それぞれの区間で声量の大きいところと小さいところを作りましょう。
抑揚は大げさにつけるぐらいでちょうどいいです。

赤で囲ったところで演奏区間は確認できます


しゃくりは本来の音より低い音から入って正しい高さにまで上げるテクです。
しゃくりを入れようとして失敗すると、ただ音を外したという判定になり音程正解率が下がるので、狙ったところでは確実に入れられるようにしましょう。
しゃくりの狙い目は音程バーが下から上に移動する箇所です。
ここを滑らかに繋げることでしゃくり判定が入ります。

赤線のように斜めに音程バーを移動します

こぶしは配点がほとんどなく、意識しなくても5回くらいは勝手に入ることが多々あるので対策は不要です。


ロングトーン&ビブラート

ロングトーンは長い音程バーの音程をブレずに維持することで高得点がもらえます。
最低でもロングトーンはゲージ4.5必須です。

慣れたら4.5は簡単。5は難しい。


ロングトーンはフェードアウトするように歌うと人間の耳ではうまく聞こえたりするのですが、精密採点では最後まで一定の音量を維持する棒歌いの方が高評価です。


ビブラートはゲージ4以上を取りましょう。
ビブラート1回あたりの秒数が長いと高評価になりやすいです。
合計1秒未満は強制的に0点となりますが、1秒を超えていた場合は秒数に関係なく採点されます。
例えば合計で1.2秒しかビブラートをかけていなくても、波形が綺麗なら満点になります。
「カラオケなんてビブラートをかければ高得点を取れる」と考えている人は多いですが、DX-Gにおいてはビブラートは量より質というわけです。

量より質の例


ビブラートは波の振動数の大きい順にA型、B型、C型、振幅の小さい順に1型、2型、3型と分かれています。
正確に揺らしていればどれでもいいのですが、機械にきちんと認識される可能性が高いのはB2、B3、C2、C3あたりです。


ビブラートをかけていないのに、ビブラートが入ること(通称オートビブ)があります。
オートビブは波形が乱れている可能性が高いので、多発すると評価が下がります。
震えた声でなく真っ直ぐ歌い続けることでオートビブは防げますが、それでも入った場合は、オートビブ1回あたり質の高いビブを10秒入れることで相殺できます。

ビブラートをかける狙い目は長い音程バーですが、ビブをかけようと揺らしたにも関わらずビブ判定がされないと、ただ声がぶれているだけということでロングトーンの評価が削られます。

また、全ての長い音程バーにビブラートをかけるとロングトーンの評価をしてもらう箇所がなくなってしまうので、最低1箇所はビブをかけず真っ直ぐ音を伸ばし続けるところを確保しましょう。

長い音程バーは最初から最後まで揺らすべし
1つの音程バーに何度もビブラートマークがつくのは途切れ途切れのビブになっている証拠であり、低評価です。
頭に1つだけビブマークが付く状態が理想です。


安定性

安定性は総合95点を目指す場合までは、気にしなくていいのですが、ボナカンを目指す場合は最後の壁として立ちはだかります。
安定性は10必須ですが、普通の人だと6か7しか取れないです。


精密採点の安定性は最初の持ち点は満点で、曲を通して増減していきます。
安定性の増減と密接に関わっているのがロングトーン&ビブラートです。
音程バー、特にロングトーンの部分で声がブレると安定性が引かれてしまいます。
そして、長い音程バーでビブラートを綺麗にかけることで安定性は加点されます。
ただし、質の悪いビブの場合は逆に安定性は減点され、この判定は結構シビアです。
僕はビブに自信がないので、安定性の加点は諦めて減点を可能な限り防ぐスタイルでスコアタしています。


まとめ

・音程正解率89〜92%
・リズム中央
・抑揚90、しゃくり20以上
・ロングトーン4.5、ビブラート4
・安定性10

これらを同時に達成すればDX-Gで100点がボナカンが見えてきます。



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