Drop
発掘シリーズ第三回。
今回は、触発時代の三回め。パラレルスリップで上演したDropです。星野が書くオリジナルのシナリオにしてはわりと長めかな。時間的な制約のある公演だったので、たっぷりやって30分くらいになるようにはつくってあるはず。結末がアッサリしすぎてるので書き直してもいいですね。
この当時のシナリオは販売とかもしてないですし、ご興味あったらみてみてくださいな。
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女の声(髙山)「見つけて……私を必ず見つけて。何年経っても、どれだけ時間がかかっても……私はここにいるから!」
ガバッと起き上がる天野、息荒い
天野「はぁはぁはぁ」
天野(モノ)「いつの頃からだろう、同じ夢を見るようになったのは。夢の中で僕は小高い丘に1人で立っていて、燃えさかる遠くの空を見つめている。そして決まって透明な女の子の声で目が覚めるんだ……私を見つけてという女の子の声で」
Drop
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