まおいの食育⑥ 動物愛護の心
掃除・散歩係はもぐもぐタイム(中休み)や昼休みになるとダッシュで鶏小屋へ走ります。
鶏が来るまでは、各々好きな場所で好きな遊びをしていました。
今は鶏を散歩させてあげたくて仕方ないのです。
鶏はか弱き生き物です。
自分たちが世話をしてあげないといないという使命感と、かわいい鶏と戯れたいという動物愛護の気持ちがあるのでしょう。
鶏はよく草を食べます。
鶏が逃げないように、杭とネットで散歩エリアを作っていますが、すぐに生えている草がなくなるので、時々散歩エリアを変えてあげます。
今では、散歩エリアを拡張して、迷路のようになっています。
迷路のゴールにはエサを置いて、どの鶏がゴールできるかという遊びもしています。
ここで分かったのは鶏は「鳥あたま」ではないということ。
ゴールまでの道のりを覚えた鶏はすぐにエサにありつけます。
子どもたちは鶏にたくさんの植物をあげます。
子どもたちは鶏の好みの草を知っていて、自然に草の名前を覚えました。
畑チームの子は、よく鶏に畑で穫れた野菜をあげます。
せっかく食べてもらうのだからと出来のいい野菜をあげたいと、畑つくりや野菜の手入れにも精を出します。
続く…