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シャニマスソロライブ【我儘なまま】に行った話

2023/07/23(日)
武蔵野の森総合スポーツプラザ
283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE「我儘なまま」
Day2に行って来ました。

Day1はチケット当たらなくて配信で観ました。




今回のライブはソロ曲メインでのライブイベント。
初日はチケットがご用意されなかったので
二日とも全員分のソロ曲やってくれて本当に助かった。


キャラクターが違うキャラクターを演じて
お芝居をしつつ楽曲が始まったりして
ミュージカルみたいな演出内容だった。

ただまあ、
芝居の内容と楽曲の内容の一貫性がないというか、
AとBが芝居で掛け合いしていたのに突然Cの曲が始まるみたいな、
そんなに深く練られたものではなくて
芝居はオマケみたいな感じだった。
芝居の途中で突然「CM入ります」と言わんばかりに
全然関係ないキャラの曲のイントロが始まるのはシュールだった。


それも仕方のないことで、
ソロ曲が26人分あって集合曲を数曲やって
一日の曲数が30曲強になる訳だからセトリぎゅうぎゅうだろうし
凝った演出も出来ないよな。

その分テンポ良く曲が続いて、あまりだれない所は良かった。
一度締まった後、
アンコールし始める間もなくノータイムで告知始めたのは笑った。
もう次からソレでいいよ。アンコール疲れるもん。


そして、大トリの曲がキャラクターのソロ曲だったのが良かった。
ソロライブなのに定番の全体曲で終わられてもおもんないからね。

初日は真乃が大トリだったのはまぁなんとなくセンター的な立ち位置だからわかるが、
二日目であえて夏葉を持ってきたのがマジで良かった。
王道を征かないところが最高。
俺はそういう意外性のあるセトリや演出が大好きなんです。

二日目の大トリをソロで務める涼本あきほさんから
手に取るように緊張が伝わって来たけど、
最後まで堂々と歌い切って
見事なパフォーマンスを見せつけてきたのには痺れた。
詳しくは後述したい。




演出面はそんなにこれといった感想はないので、
今回のnoteは、
楽曲の音楽的な部分にフォーカスを当てて
演者のライブパフォーマンスと絡めて
詳らかに感想を綴っていこうと思う。

以下、
音楽用語など専門的なワードが散見されるかもしれないが、
容赦して欲しい。










どいつもこいつも
個別衣装えちすぎィ〜〜〜っっ!!!!☝️☝️☝️💢‪💢





俺のまめ丸がハナマルオンパレードや〜〜〜っっっ!!!
卑しか女 ALL STARSかて!!!!!!!!
小宮果穂チャン!そんなえちえちな衣装でお尻をフリフリ振るんじゃありませんッ!!!!!
斑鳩ルカchang!!!その太ももでカミサマは無理があるんじゃないか???!!!??!!
まみみィ〜〜〜〜!!!!!!!!お前っっ!そんなんほぼ裸やないか!!????!!!
裸よりスケベじゃん!そんなん!!?!!?むしろ裸より露出度高いぞ!!!お父さんそんなん許しません!!!特に脚とかドスケベすぎてマジで「雪・月・風・花」のケルト・アイリッシュ音楽を踏襲した楽曲のアレンジは趣がある。
この曲を初めて聴いた時は度肝を抜かれた。
日本のポップスにはあまりない6/8拍子での進行に幽谷霧子の透き通った歌声とヨーロッパ民族音楽を踏襲したオケが合わさり、さながらヒーリングミュージックのような見事な透明感が感じられる。
幽谷霧子は決してヨーロッパの民族でも外国人でも何でもないが、
それでいてソロ曲にケルト・アイリッシュ音楽を取り入れようと思った発想がそもそも凄い。

霧子が異国の片田舎、風車の見える丘で風に吹かれている情景が容易に思い浮かぶ。
大好きな曲をライブで生で聴けて良かった。


杜野凛世の「常咲の庭」

この曲はいわゆるアニソン・ゲーソン(ジャンル的にはポップスかな?)
と雅楽がMIXされていてこれまた面白い。
流石に雅楽のおたくソングは今まで聴いたことなかった。
衣装もめちゃくちゃ良かった。
遠目で観ると控えめな仕草も相まって完全に杜野凛世だった。
丸岡和佳奈さんの凛世らしい仕草の徹底はいつ見ても凄い。

配信ではカメラで抜かれたものを映像で観るわけだから
どうしても演者の顔が良く見えすぎて
キャラクターではなく声優として認識してしまうが、
現地で遠目で観るとしっかり顔を認識出来ないから
逆にキャラクターだと錯覚できるのが
現地ならではの良いところだと今回改めて思った。

映し出された和風なはんなり背景と相まって
杜野凛世がステージの上にいるように錯覚できた。


これは音楽と通じているところがあるように思っていて、
音楽には視覚的情報がない、という不自由があって
受け手の想像力・感受性があって初めて完成するものだが、
演者の顔がしっかり認識出来ない、という不自由は
受け手の中で演者をキャラクターとして置換するだけの余白があって、
どっちも受け手の脳内補完があって
いい意味で都合良く、受け手の中で完成するんだなあと。

ゲームを例に挙げても、最近のリアルな3Dよりも
ドット絵の方が想像の余白があるから
都合良く解釈して脳内保管してワクワクできるよね。
ドラクエ3の女魔法使いとか人気だよね。

ファイアーエムブレムはGBA時代のキャラデザが至高。

白瀬咲耶役八巻アンナさんも
衣装含めて遠目で観ると完全に白瀬咲耶で、
現実にいたらこんな感じなんだろうなって。
どんなコスプレイヤーよりクオリティ高い。
白瀬咲耶というキャラの魅力を再認識させられたステージだった。



芹沢あさひの「星をめざして」

この曲は2番Aメロで変拍子になる所が
わかり易く「あさひっぽさ」を表現している感じするけど
もっと良く聴くと
曲が進むに連れてどんどんエグくなっていくベースラインや
1サビとラスサビの「本能的なものだ〜」のメロディというか譜割り?が
実はちょっと違う所があさひらしさが出ていて面白い。

後この曲、BPMがほんの少しだけコロコロ変わってるらしい・・・。
あさひの突拍子もない所を表現するにしてもえぐすぎる。

芝居の途中でいきなり曲が始まったことと、
初日、田中有紀さんの体調不良で
急遽「星をめざして」を演れなかったことも相まって
2日目に曲のイントロが流れた瞬間会場が「ドッッ!!」って湧いた。
体調復活して本当に良かった。


斑鳩ルカの「神様は死んだ、って」

やっぱ盛り上がるな〜〜。
今や立派なシャニのキラーチューンだな。
両国国技館のクリパでのサプライズを現地で見れたのは
一生マウント取っていこうと思っている。


西城樹里の「過純性ブリーチ」
福丸小糸の「わたしの主人公はわたしだから!」

もシャニにはあまりないコール曲で盛り上がった。
初日は悔しくも配信勢だったので
2日目現地行けてやっぱり現地ならではの熱ってあるな〜と
聴きながら思っていた。
特に「わたしの主人公はわたしだから!」は
シャニではあまりないコテコテの電波曲だしコール楽しかった。
めっちゃはしゃいでしまった。


園田智代子の「チョコデート・サンデー」

この曲シャニのソロ曲の中で一番好き。
自分でも何で気に入っているのかよく分かんないんだけど、
Aメロの休符多めな感じが好きなのかな、メロも好き。
デレマスだと
「ラブレター」とか「パステルピンクな恋」とか
こういう雰囲気の曲やたら好き、何でか知らんが好き。
園田智代子、いいよね、好き。


三峰結華の「プラスチック・アンブレラ」

悼ましい出来事があり声優が代わってから初めての披露。
唯一芝居の内容から綺麗に繋がった曲だった。
希水しおさん、感情を歌とパフォーマンスに乗せるの上手すンギ。


七草にちかの「フェアリー・ガール」
緋田美琴の「Look up to the sky」
は新曲初披露。

シーズのK-POPサウンドとは打って変わって
にちか曲はシャッフルビートで跳ねるようなポップで可愛い曲調、

美琴曲はミドルテンポで00年代のJ-POPのような歌い上げる系バラード。
look up って連呼するのが「ルカ」にしか聴こえないの草。
元カノの名前を大衆の前で連呼するな。

どっちもはよ音源聴きたい。




田中摩美々の「誰ソ彼アイデンティティー」

まみみィ〜〜〜〜っ!!!


お前っ!!その太ももで生徒会は無理があるって!!!
スケベな振り付けとかポーズキメてたの
お父さん許しませんよ!!!!

どこで切り取っても絵になる。
ガイコツマイクの使い方も妖艶で良き。
今回演者はみんなヘッドセットを付けての歌唱だったけど、
この曲に限ってはヘッドセットを付けたままガイコツマイクの方から
声拾ってたらしくて笑った。
音響スタッフの謎のこだわり。

ようやく生歌唱が聴けてよかった。
Day1で配信で観た時は、二日間でセトリがっつり変えるものかと
思っていたから一度天を仰いで絶望したけど
二日間とも全キャラのソロ曲やってくれてマジでよかった。
本当によかった。

この曲はコード進行やメロディがなかなかエグいのに
それを感じさせず、するりと聴き易くまとまっているのが凄い。
摩美々はひねくれているようで実はいいコだから、
そういうこと?摩美々のそういう所を表現しているのかな??
と思ったが都合のいい解釈かな??
摩美々の、他人とは違い斜めに世界を見ているかのような
穿った反骨的な自分の個性 - アイデンティティー - を
貫き通しながら
その内、自分の身の回りの環境や人間を大切にして
人との繋がりで生まれるぬくもりをしっかり感じることができる
感性も持ち合わせていて、
人の気持ちも自分に置き換えて考えることができるやさしさという部分を
あまり棘のありすぎない曲調で表現していて

キモいですかね?私。

摩美々が座った後の椅子の匂いを嗅ぎたい。



有栖川夏葉の「Damascus Cocktail」

ライブ「我儘なまま」二日間の大トリ曲。

センター枠の櫻木真乃でもなく
声優が代わって初歌唱の三峰結華でもなく
283プロに加入したてで今ホットな斑鳩ルカでもなく
世間での認知度が高い黛冬優子や樋口円香でもなく
有栖川夏葉がトリを務めた。

その意図は分からないが、
ステージからただならぬ緊張と、強い覚悟と強い気概を感じた。

そりゃ緊張もするでしょうよ。
だけどそれに負けない、堂々と力強いパフォーマンスを見せつけてきて、
心が動いた。見事だった。
ライブ後の涼本あきほさんのTwitterを見て涙ぐんだ。
好きな曲がまたひとつ増えた。


全曲語りたいが、大変なのでここらへんにしておく。
何故なら私は絶賛夏バテ中だからである。
日本、暑すぎる。寝ても寝ても身体がだるい。

全曲語れよ、と思う人は俺を居酒屋に誘ってね。
朝まで語ろうね。



今回のライブはセトリにおおよそ予想がついていたけど、
ソロ曲を大トリに持ってきたり、
芝居の主演2人でシャイノグラフィ歌ったり
予想外な部分もあって
でも曲順も綺麗にまとまっていて
個別衣装もクオリティ高くて
無難にとても満足できる良いライブだった。
今回に限っては2日間でセトリ被っても文句ないし、
むしろ初日だけ外れてちょうどいいくらいだった。悔しくないもんね。


新ユニット『CoMETIK』の発表には驚いた。
斑鳩ルカはソロユニットでやっていくもんだと思ってたら
まさかの新キャラ2人とユニット化。

ルカはソロでやって欲しかったなーという気持ちはあるが、
今後コメティックに慣れたらどうせ

「コメティック最高っ!てぇてぇ!
生きてて良かった!アイマス最高!(ドドンガドンドン👏)」

とか言うんだ。
ソロとしての斑鳩ルカが定着しきる前に早めに発表したのは正解なのかも。
今後も楽しみ。次の10月のライブもはづきさんのコミカライズも。
新作リズムゲームのリリースに合わせてスマホ買い替えるんだ。



てか、「シャニマスソロライブ」で
「ソロ」じゃなくなる発表をする斑鳩ルカさん…




ルカには幸せになって欲しいし、
悲しみや苦しみに顔を歪ませてうずくまって泣いてる顔も見たい。






おわり。



9月のデレのライブも楽しみ〜。


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