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揉めなきゃいけないときもある

 私は現在、自転車屋を開業して7年が過ぎた所になります。

 開業前、以前勤めていた会社の先輩に開業に関して相談し、その時に言われて印象深かった言葉があったので紹介させてください。

 それは「独立開業するということは裁判所に立つ覚悟をしなければいけない」ということです。

 実際に訴訟事になるというのは可能性の低いことですが、もしそうなったとしてもきっちり弁護士を立てて裁判で戦うという覚悟を持って独立すべしという教えでした。

 先輩は一度独立開業して失敗したことがある方なので、非常に説得力があると感じました。
 先輩の真意は「揉め事が起こった時に戦わずに逃げるような性格なら、そもそも独立開業すべきではない」ということでした。

 つい最近見たニュースで、観光施設で職員の方が、外国人客に怒鳴られたことがトラウマとなり入場料を取らないまま何年も外国人観光客の方を素通ししていたというニュースを見ました。
 揉め事から逃げた結果、多大な損害が出てしまいました。

 ですので、面倒くさくても戦わなければならないといけない場面が社会人にはあると思います。社会人ってめんどくさいですよね。

 私も揉め事は大嫌いなのですが、何度か困ったお客さんを出禁にしたり怒鳴り合いの喧嘩などしたことあります。
 揉め事なく、いいお客さんとだけ付き合えたら最高なんですけど、なかなかそうはいきません。

 個人事業主、サラリーマン、フリーランス、経営者、などなど色んな立場があると思いますが、ここ一番の時に戦わずに逃げると人生は悪化すると思います。

 と、ここまで書いてきましたが、そういえば「逃げるが勝ち」って言葉もあるし、絶対戦わなきゃいけないってこともないか…(矛盾)

結論:戦わなきゃいけないときは戦うべきだけど、逃げるが勝ちの時もある。
 


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