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【自転車屋】ちょっとみてほしい【対応が難しいお客さん⑥】

 自転車はたくさんの部品でできています。ですので、調子が悪いと言われても、どこが原因なのかをまずは特定する必要があります。たとえば、後輪から変な音がするといった場合、チェーンが伸びている・ハブ内部のグリス切れ・ホイール変形・タイヤ変形etc. さまざま想定されます。

 で、記事タイトルの「ちょっとみてほしい」の言葉ですが、これが解釈が非常に難しい。とりあえず原因を外から見て特定するだけでいいのか、完璧に直してほしいのか、お金は掛かっていいのか、その言葉だけでは判断できません。
 なかにはタダでさっと直してくれることを期待している人もおり、そこがすれ違うとトラブルになることがあります。

 まずは、「どこが不具合があるように感じているか?」のヒアリング。そして、想定されるトラブルの説明。それにかかる費用の概算を伝えるという流れが一番トラブルないかなと思います。
 しかし、ちょちょっと触ってトラブル解決、お代はいいよを期待している人も多いので、そういう人は本当に困ります。こちら側が第一声「お金かかりますよ」と言うと怒りだすし…。来客途切れずお金に困ってなければ、そういう人たちは全員追い返すんですけどね(笑)


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