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激安自転車店を成立させるには

 結論から言うと、自転車屋は薄利多売に向いていません。それがまず前提ではありますが、激安自転車屋を成立させるにはどうすればいいのでしょうか?考えていきたいと思います。

 激安自転車屋、ずいぶん減ってしまいました。最近私のお店の近所にあった「パンク修理300円」のお店も廃業していました。自転車屋は「工賃仕事だから儲かる」というたわごとがネットでも散見されますが、果たして本当でしょうか?たわごとの例↓

自転車屋さんにとって工賃はまるまる技術なので、お金はかからず100%が利益になります。
(中略)
おじいちゃんが一人でやってるようなつぶれそうな小さな自転車屋さんでは全て自分一人でやるので、工賃100%が儲けになるのです。暇そうな自転車屋さんでも、1000円のパンク修理が一日3件あればパンク修理だけで1ヶ月9万円です。
(中略)
自転車屋さんって、けっこう割のいい仕事なんですよ。

https://60jim.com/jitenshaya-tuburenai/

 自転車修理には時間が掛かりますし、販売用の自転車を組み立てるのにも時間が掛かります。そして、なにより、薄利多売を行うには来客数が少なすぎます。

 具体的な数字で検証してみます。数字が具体的すぎるので、有料にさせていただきます。申し訳ありません。
 いちおう、結論だけ先に述べておくと、激安自転車店を成り立たせるには貧乏暇なしになる覚悟が必要です。

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