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バーテープ巻きの工賃3000円は高いのか?

 先日、バーテープ交換工賃3000円が高いというツイートを見ました。バーテープ巻3000円は高いのか?考えていきたいと思います。

 サイクルベースあさひさんの工賃表を調べてみると、バーテープ巻きつけ、交換3,200円:3,520円(税込)とのことでした。

バーテープ巻きの工賃の根拠を考える

 これを高いと思うかは人それぞれですが、この工賃の根拠を考えてみます。工賃はレバレートを基準に決められます。 

レバレートとは、1時間当たりの基本工賃のことです。
整備工場やディーラーが各々で決めています。
都心部の自動車工場や国内メーカーディーラーは7,000円〜10,000円程度です。
外車ディーラーの場合は10,000円〜15,000円程度だと思います。


 で、このレバレートはお店によりけりですが、7000円と考えると、古いバーテープを剥がす、洗浄する、新しいものを巻くという工程には最低30分はかかるので、3500円。まあ妥当だと思います。


工賃は搾取か?

 技術仕事をしていると必ず遭遇するんですが、工賃や技術料を「取られる」と考える人が一定数います。

 ですので、私はどういう作業をするか、どれくらい時間がかかるのかを説明するようにしています。まあ、それでも納得しない人はしないんですけど笑

 話は変わりますが、先日、ジャケットの袖丈直しをやってもらいました。お値段は5000円。裏地もほどいて、ボタンホールも作り直し、お預かり一週間。
 お財布には厳しかったですが、仕上がりを見ると安すぎんか?と思いました。
 一時間じゃできないだろうし、作業しているところを想像したら、ぼったくりだなんて言えません。でもまあ言う人もいるんだろうなあ…。

 結論として、不当なボッタクリって時間が経てば基本的には淘汰されるものですし、「そんなにかかるの?」とか言う前に相場を調べてみたほうがいいかもしれませんね。


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