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自転車屋開業マガジン(短い記事)

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自転車屋の開業に役立つ記事を投稿しています。主に短い記事が中心です。
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#自転車事業

自転車を売るだけが自転車屋ではない

 あらゆるモノの値段の上昇が止まりません。自転車や補修パーツも例外ではありません。今後も値上げが続く可能性が高いです。  ということで、これからの自転車屋は旧来からの自転車を売る、自転車を直すだけでは成り立たなくなってくると思います。  今後は自転車を売る・直す以外の事業にも手を出していかなければなどと考えてます。  例えば、過去記事から抜粋します…↓  これに加えて、今は洗車専門店や出張店舗なんてのもあるようです。  あとは、まだ構想段階ですが、小規模店舗で集まって相

自転車もメーカー直販の時代【ブリヂストンサイクル公式オンラインストアオープン】

 パナソニックサイクルに続いて、ブリヂストンサイクルもオンライン販売を始めるというニュースが出てきました。  今のところ、対象地域を限定してのスタートのようですが、今後、拡大していくのでしょう。  そのうち、貢献度の低い実店舗は切られていくかもしれませんね。  上の記事でも書きましたが、メーカー直販(DtoC)や直営店舗展開は業種に限らず増えていくと思います。衣料品通販大手のzozoからも多くのブランドが離反し、自身でECサイトを持つようになりました。Amazonも実店

コネと辞め方は大事

 現在、自転車屋に勤めていて、将来開業したい方が絶対にやった方がいいことがあります。それはメーカーや問屋さんの名刺を集めておくこと、そして、良好な関係を築いておくことです。  メーカーの営業さんやコールセンターの方などにクレーム入れまくったり、舐めた態度をとるのも絶対に止めましょう。  私は前職でのコネのおかげで契約がスムーズだったり、通常取引不可の問屋さんと取引できるようになったりしました。ありがたいことです。  また、コネづくりとともに円満退職も心がけましょう。輪界は

独立する気がないなら自転車屋スタッフにはなってはいけない

 釣りタイトルみたいですが、自身の実感です。  もちろん、最大手のサイクルベースあさひ、などは別ですがローカルチェーンなどはやめておいた方がいいでしょう。  自転車屋に行ってみればわかると思うのですが、スタッフは大体若い男性がほとんどです。なぜかというと、長く勤められないから。  私が以前にいたチェーン店もある程度で昇給は止まり、50代を過ぎると毎年給料が減っていくという謎のシステムがありました。50代って家族がいるならお金がいる年代だと思いますが、その世代の給与を下げる

放置自転車撤去事業が裁判所にディスられていた件

 私が二年前くらいに書いた記事です。自分で書くのもなんですが、いい記事です(ぜんぜん読まれていないけど)  先日、この記事を読みなおし、あらためて放置自転車撤去事業について調べていると、こんな記事(判決文)を見つけました。  手厳しい…。上記の私のブログにも書きましたが、放置自転車撤去事業は非常に難しい事業です。法的なリスクもあります。  さらに、2021年現在では自転車の買取価格が落ち込んでいるため、多くの業者が事業から撤退しています。    ↓こういう本を読むとでき