リンパの腫れの対処法!(リンパ節のしこりについて)
炎症が起こる時に変化がわかりやすいのがリンパ節です。
風邪を引いた時も首元のリンパ節が腫れやすいように、細菌と戦っている重要な役割を果たすリンパ節を中心にご説明していきます。
本記事の内容
・リンパ節ってなに?
・リンパ節が腫れたときの対処法
・まとめ
リンパ節ってなに?
リンパ節は体の複数の箇所に存在し、細菌が全身に回らないように戦ってくれる場所になります。
具体的には、全身のリンパ管の要所にリンパ節があり、細菌を取り除くフィルターの役目を果たし、炎症が重症化するリスクを低減してくれます。
あなたも風邪を引いた時に首元のリンパ節がぽっこりと分かるくらい腫れた経験はありませんか?
これも侵入してきた菌を倒すために、リンパ節が活発に動いている証拠です。
リンパ節はがんの転移に影響し、放射線治療やリンパ節を切除することで、がん細胞の増殖を防ぐ治療を行います。
リンパ節がなくなると、今まで流れていたリンパ液が行き場を失い、結果むくみに繋がってしまうのです。
発症には個人差があり、治療後数年経ってからリンパ浮腫を発症する方も少なくありません。
リンパ浮腫発症後は、進行しないようなケアが重要になってくるのです。
リンパ節が腫れたときの対処法
リンパ節が腫れたと感じたらどうしたらいいのかな?
冷却剤で冷やす
リンパ節を手で触った時に、しこりのようなものを感じたらすぐに冷やすようにしましょう。
なぜ、冷やすのが良いのか?
それは、炎症によって血管が拡張され、水分が動脈側から漏れ出すためです。
この水分の漏れを防ぐために冷やすことが大切だとされています。
痛みを緩和するためにも、冷やすことが重要とされており、氷枕や冷却シートを使用してあげるといいでしょう。
水分の摂取
リンパの働きには水分が必要不可欠です。
そのため、こまめな水分補給と、激しい運動をやめ安静になる必要があります。
水分が不足すると血液中の水分までも少なくなってしまいます。
その結果流れが悪くなり、リンパ管に入り込んだ細菌が停滞するようになり、炎症が起こってしまいます。
リンパと水分には密接な関係があるのがお分かになったと思います。
医療機関を受診する
リンパ節の腫れを感じたら、市販の薬は飲まずに医療機関を受診するようにしましょう。
炎症性のリンパ節の腫れの場合、痛みや熱を感じると思います。
私の場合、炎症が起きると、左足の付け根のリンパ節が腫れしこりのようなものが手で触っても分かるくらいに大きくなるのがわかります。
痛みや熱を持つため、患部を冷やし病院にすぐ向かうようにしています。
まとめ
風邪でリンパ節が腫れた際も、速やかに医療機関を受診することにより重大な病気の早期発見につながることがあります。
悪性リンパ腫は、リンパががん化する病気で痛みを伴わないため気づかない場合も多いです。
最悪の場合は死に直結する病気でもあり、その初期症状のリンパ節の腫れを見逃さないのが重要なポイントです。
リンパ節に気づいた段階で、医療機関にすぐに受診するようにしましょう。
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