大統領選挙の結果を予想してみる
SHO+XENONです。
柄にもなく、大統領選挙の結果を予想してみようと思います。
もし当たっていたら、ご祝儀お願いしまーす!
全50州+DCを、これまでの傾向や最新世論調査、
及び各種指数を元に、予想していきます。
まずは各州の予想から。
西・北から順番にいきます。
注1:11/4午前2時頃、ネバダ州とウィスコンシン州の予想を変えました。
注2:11/4午前5時頃、ネブラスカ州の予想を変えました。
1. ハワイ州(選挙人:4)
バイデンが取ります。
少なくとも過去7回全部を民主党候補が取っており、
民主党支持の非常に固い地盤となっています。
これが覆る可能性はほとんどないように思います。
2. アラスカ州(選挙人:3)
トランプが取ります。
もともと共和党の強い支持基盤であり、
今回もこれが揺らぐことはないと思われます。
順当に取るでしょう。
3. ワシントン州(選挙人:12)
バイデンが取ります。
ハワイとほぼ同じ傾向です。
支持率も20%以上上回っており、覆らないでしょう。
4. オレゴン州(選挙人:7)
バイデンが取ります。
ハワイ、ワシントンと同じ傾向です。
支持率は10%程度上回っているようです。
まあ、これも覆らないでしょうね~。
5. カリフォルニア州(選挙人:55)
バイデンが取ります。
これまでの3州と同じ傾向です。
仮に他の州の大半がトランプ支持だったとしても、
カリフォルニアの情勢が覆ることはないと思います。
民主党副大統領候補のカマラ・ハリスの出身地でもあります。
6. ネバダ州(選挙人:6)
ここの予想は非常に難しいです。
もし外すならここを外すかも知れません。
ネバダ州は過去7回の選挙中5回を民主党候補が取っています。
また世論調査でもバイデンが優勢であると伝えられています。
もともとは民主党支持が強い地盤ということでしょう。
ただし、バイデンの支持率のリードは2~6%、
平均でも3.6%差となっており、接戦です。
隠れトランプ支持率はおよそ5%程度と見込まれており、
この5%を上乗せして考えるとトランプが勝つ公算になります。
3回目の例外になる可能性は否定できません。
というわけで、昨日まではバイデン逃げ切りを予想していたのですが、
最新のトラファルガー・グループによる調査でトランプ優勢になりました。
ドテンしてトランプが取ると予想します。
7. アイダホ州(選挙人:4)
トランプが取ります。
過去7回の選挙で7回とも共和党が取っている、
非常に共和党支持が強い州です。
今回も順当にトランプが取るでしょう。
8. ユタ州(選挙人:6)
トランプが取ります。
こちらも共和党の強い支持基盤であり、
世論調査でも5~19%リードしていると出ています。
バイデン優勢の調査結果がないため、ここも順当に勝つでしょう。
9. アリゾナ州(選挙人:11)
今回注目のスイングステートの1つです。
世論調査の平均値を出している「リアルクリアポリティクス」によると、
現状ではバイデンが1%リードしているようです。
しかし、過去7回中6回を共和党候補が取っていること、
前回の選挙でもトランプが取っていること、
前回の選挙結果を完璧に当てたトラファルガー・グループによる調査で
トランプ優勢であることが伝えられていることなどを考慮し、
さらに隠れトランプの+5%を鑑み、トランプが取ると予想します。
10. モンタナ州(選挙人:3)
トランプが取ります。
モンタナも、過去7回のうち、1992年の選挙の1回を除き、
全て共和党候補が選ばれている強い支持基盤の州です。
どの世論調査でもトランプが優勢であり、
ここも順当にトランプが取るでしょう。
11. ワイオミング州(選挙人:3)
トランプが取ります。
過去の結果、支持率、どれをとって見ても、
トランプが負ける要素が見当たりません。
ここを落とすことはないでしょう。
12. コロラド州(選挙人:9)
非常に予想が難しいスイングステートの1つです。
というのも、およそ共和党・民主党が半々で選ばれており、
過去の傾向では本当にシーソー状態の州であるためです。
世論調査ではおよそ10%程度バイデンが勝っています。
また、前回の選挙でもトランプが落としている州でもあります。
これらを考慮し、僅差でバイデンが取ると思われます。
13. ニューメキシコ州(選挙人:5)
こちらも予想が難しいスイングステートです。
ただ、コロラドとは異なり、もともと民主党が強い地盤であること、
世論調査でも10%以上バイデンが勝っていると出ています。
そのため、ここはバイデンが取ると思われます。
14. ノースダコタ州(選挙人:3)
トランプが取ります。
共和党の強い支持基盤である州です。
順当に持っていくでしょう。
15. サウスダコタ州(選挙人:3)
トランプが取ります。
ノースダコタ州と全く同じです。
16. ネブラスカ州(選挙人:5)
4人をトランプが、1人をバイデンが取ります。
基本はノース・サウス両ダコタ州と全く同じです。
しかし1地域のみ民主党が強いところがあり、
ここの影響でバイデンにも1人入ることになると思われます。
17. カンザス州(選挙人:6)
トランプが取ります。
ここも揺るがないでしょう。
18. オクラホマ州(選挙人:7)
トランプが取ります。
負ける要素が見つかりません。
19. テキサス州(選挙人:38)
トランプが取ります。
珍しくスイングステート扱いされていますが、
もともと共和党の確固たる支持基盤の州です。
もちろん前回選挙でもトランプが取っています。
また、世論調査でも5%程度トランプが勝っています。
以上のことから、トランプが順当に勝っていくと予想します。
20. ミネソタ州(選挙人:10)
かなり読めない州です。
過去の傾向からすると、圧倒的にバイデン有利です。
前回選挙でもヒラリーが取っている州です。
しかし、今回は世論調査が極めて僅差です。
極めて僅差ながら勝っているのはバイデンなのですが、
これだけの僅差だと隠れトランプがひっくり返す可能性があります。
今回は、バイデンが逃げ切って取ると予想します。
21. アイオワ州(選挙人:6)
ここも読みにくい州です。
過去の傾向では民主党有利ではあるのですが、
前回はトランプが制しています。
世論調査の結果でも、トランプが僅差で上回っており、
共和党支持というよりトランプ支持の州なのかなという気がします。
ここは接戦の末、トランプが2回連続で制すると予想します。
22. ミズーリ州(選挙人:10)
トランプが取ります。
ここ最近は共和党の支持基盤となっていることに加え、
世論調査でバイデン優位を伝える結果が1つもありません。
これを鑑みて、トランプの勝利は揺るぎないと思われます。
23. アーカンソー州(選挙人:6)
トランプが取ります。
ミズーリ州と似たような傾向の州です。
世論調査では30%近くトランプがリードしており、
ここも順当に取っていくだろうと思われます。
24. ルイジアナ州(選挙人:8)
トランプが取ります。
過去の傾向はミズーリ、アーカンソーと同じで、
世論調査でも20%近くトランプがリードしています。
これを落とす予想はさすがにできません。
25. ウィスコンシン州(選挙人:10)
いやぁ難しいです。
ここの予想が最も難しい。
この州は前回に限ってトランプが制した州なのですが、
それ以前はずっと民主党が取り続けていました。
平均を取ると、6.6%ほど支持率でもバイデンが勝っています。
前回の選挙結果をピタリと当てたというトラファルガーグループも、
この州では1%ほどバイデンが優位であるとしています。
ただし、面白い調査結果があるようでして、
「貴方の隣人はどちらに投票すると思いますか?」という質問に、
なんと倍近くもトランプが勝っていたそうです。
この質問が隠れトランプ派の本音を炙り出しているとしたら、
実に面白い結果になるわけです。
とはいえ、さすがに追い上げが届かず、バイデン逃げ切りを予想します。
26. イリノイ州(選挙人:20)
バイデンが取ります。
過去7回中一度も共和党が勝っていない州であり、
世論調査でもトランプを圧倒しています。
ここは順当に取るでしょう。
27. ミシシッピー州(選挙人:6)
トランプが取ります。
共和党の固い地盤です。
ここは崩れないでしょう。
28. ミシガン州(選挙人:16)
トランプが取ります。
ここも普段は民主党の支持基盤ですが、
前回に限ってトランプが制した州です。
他の調査によるとバイデンが優位となっていますが、
トラファルガー・グループの調査ではトランプが優位です。
これらの要素から、トランプが取ると予想します。
29. インディアナ州(選挙人:11)
トランプが取ります。
2008年にオバマが制した以外は共和党の支持基盤であり、
前回もトランプが押さえています。
世論調査でも10%前後トランプがリードしており、
トランプの優位性は揺るがないと思われます。
ペンス副大統領の出身地でもあります。
30. オハイオ州(選挙人:18)
トランプが取ります。
この州もシーソーになりやすいのですが、
前回はトランプが制しています。
支持率もわずかにトランプが優位に立っており、
ギリギリの僅差でかわし切るだろうと見ています。
31. ケンタッキー州(選挙人:8)
トランプが取ります。
2000年以降共和党の強い支持基盤となっており、
前回もトランプが取っています。
支持率も圧倒的で、負ける要素がありません。
32. テネシー州(選挙人:11)
トランプが取ります。
状況はケンタッキーと同じであり、
ここも負ける要素が見当たりません。
33. アラバマ州(選挙人:9)
トランプが取ります。
共和党の固い支持基盤です。
ここは崩れないでしょう。
34. ウェストバージニア州(選挙人:5)
トランプが取ります。
ケンタッキー州やテネシー州とよく似た傾向の州で、
20%近くも世論調査でトランプがリードしています。
この差は覆らないでしょう。
35. バージニア州(選挙人:13)
バイデンが取ります。
ウェストバージニア州とは逆の傾向の州で、
世論調査でも10%程度バイデンがリードしています。
隠れトランプ支持率を計算に入れても、覆らないでしょう。
36. ノースカロライナ州(選挙人:15)
トランプが取ります。
もともと共和党が強い州であり、
世論調査でもほぼトランプ優位となっています。
大差はつかないでしょうが、固いと思います。
37. サウスカロライナ州(選挙人:9)
トランプが取ります。
過去7回連続で共和党候補が選ばれているばかりでなく、
世論調査でもバイデン優位の結果が一つもありません。
固いでしょう。
38. ジョージア州(選挙人:16)
トランプが勝ちます。
接戦州ではありますが、
前回含め過去6回連続で共和党が取っていること、
世論調査の結果がほぼタイであることを見るに、
隠れトランプを考慮すればトランプ優位と見ます。
39. フロリダ州(選挙人:29)
トランプが勝ちます。
接戦州であり、スイングステートではありますが、
前回トランプが押さえたこと、
トラファルガー・グループの調査結果でトランプ優位が伝えられています。
また、トランプの出身地でもあります。
このことからトランプの勝利を予想します。
ちなみに、過去7回中6回、
フロリダ州を制した大統領候補が大統領になっています。
今回もここを取った方が大統領で決まり……でしょうかね?
40. ニューヨーク州(選挙人:29)
バイデンが勝ちます。
民主党の固い支持基盤ですので、
いくらトランプの豪腕でもこれは覆せないでしょう。
41. ペンシルバニア州(選挙人:20)
ここ、本当に分かりません。
過去ペンシルバニア州はずっと民主党が押さえていましたが、
前回はトランプが勝ちました。
しかも、事前の世論調査では負けていたにもかかわらず、です。
前回の選挙においても、トラファルガー・グループの調査結果が、
最も実情に近い数字を出していましたので、今回もそれに倣うと、
非常に微妙な僅差でトランプが優位ということになっています。
しかも、だんだんトランプが追いついてきた形でです。
もし同じ傾向が現在も続いていると考えるならば、
ここを押さえるのはトランプということになります。
もし当たったら大いに褒めてください。
42. メーン州(選挙人:4)
バイデンが勝ちます。
世論調査では10%強バイデンが勝っており、
過去の傾向からも固いでしょう。
43. バーモント州(選挙人:3)
バイデンが勝ちます。
負ける要素が見当たりません。
44. ニューハンプシャー州(選挙人:4)
バイデンが勝ちます。
でも東海岸の各州の中では比較的接戦になるかも?
実は2000年に一度だけジョージ・ブッシュが勝利しており、
今回も一部調査ではトランプが優位になっています。
ですが、逃げ切り勝利になるかなと思います。
45. マサチューセッツ州(選挙人:11)
バイデンが勝ちます。
ここもそれ以外考えられないくらい固いです。
46. コネティカット州(選挙人:7)
バイデンが勝ちます。
民主党の固い支持基盤です。
支持率も20%くらい差をつけています。
47. ロードアイランド州(選挙人:4)
バイデンが勝ちます。
トランプが勝つ未来は見えません。
48. ニュージャージー州(選挙人:14)
バイデンが勝ちます。
ここも固い民主党支持基盤です。
49. メリーランド州(選挙人:10)
バイデンが勝ちます。
論評のしようがないくらい圧倒的です。
50. デラウェア州(選挙人:3)
バイデンが勝ちます。
圧倒的に優位です。
バイデンの出身地でもあります。
51. ワシントンDC(選挙人:3)
バイデンが勝ちます。
過去7回においては、一度も共和党候補が押さえたことはありません。
結論
トランプ再選。
予想通りであれば、獲得選挙人数は300対238であり、
前回選挙と似たような結果になるだろうと思います。
もしウィスコンシン、フロリダ、ペンシルバニアのうち、
どれか2つをトランプが落としたらバイデンが勝つことになりますが、
今回は2つをきっちりトランプが押さえると予想しました。
なお、トランプ再選シナリオ自体はわりと多くの人が言ってはいますが、
ちゃんと検証してみた感じだと「意外と固い」と思いました。
逆に言えば、上記3州の結果如何で決まるとも言えます。
結果を見るのが楽しみです。
SHO+XENONでした。
P.S.
もし51州全ての結果と選挙人人数がピタリと当たっていたら、
ご祝儀くださいね!
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