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コラボの条件を探る

コラボレーションは、実に使いやすい言葉です。
至る箇所で、その言葉を目にします。

協力とは何が違うのか、学者チックな話はやめて一般論で展開したいと思います。

まず、コラボは方法論で目的ではありません。巷では、コラボをすることが目的となっていますがそれは”手段の目的化”です。

そうなると、第一に、共通目的があることが必要です。
ただの仕事発注は、コラボとは言いません。

第二に、役割と責任の明確化です。
コラボは、一般的に、リソースが足りない同士が補い合い調整することを目的とします。違いの認識が必要です。

となると、第三に、リソースの共有が必要になります。
このリソースには、物的なもの(道具など)非物的なもの(知識、ノウハウなど)が含まれます。

以上のように考えると、入り口で「コラボができた!」はありえず
結果として「コラボになった!」の方が正しいと思います。

もちろん、業界、業態によって多様な形態がありつつも、以上の三つは共通かと思います。

コラボのようなものは、カタカナにするととても使いやすいですが
しっかり確認しないと形骸化しますね。

メリットなど、、、

今回は、便宜的にリソースなど、カタカナ言葉を使いましたが
基本的には、漢字で表現します。

それは、ぼかして、逃げることができるからです。

なので、自分のナレッジに対してエビデンスをしっかりと集め、オーディエンスからアグリーをもらえるようにコミットメントし、アライアンスできるようにオンコールしてコンセンサスをコンバージョンしたいです。


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