Note_モチベーション

モチベーションという言い訳

ここ数年で「やる気」という言葉よりも
「モチベーション」という言葉が一般的になった気がします。

仕事やプライベートで容易に変動してしまうこの「モチベーション」について、皆さんどうしてます?

モチベーションの維持管理に時間やお金を費やしてますか?

そんな無駄なことはもうやめませんか?

今日は平凡なサラリーマンが「モチベーション解放論」に関してお話します。

まずはモチベーションって何ですかね?

Wikipediaでは、

モチベーションとは、行動を始発させ、目標に向かって維持・調整する過程・機能というふうに定義されてます。というふうに定義されてます。

これに囚われてると厄介なんですよ。

このままの意味だとすれば
モチベーションがないと行動が始発しないんですよ?
目標に向かって維持・調整しないって何も出来ないですよね。

まず、モチベーションという感情に皆さんが囚われすぎているし、
振り回されていることが何より悪循環を生むと思ってください。

「いや、でも気持ちが乗らないと全力で仕事ができない。タスクに取り組めない。」

その気持ちもわかります。

でも、みなさん歯磨きやお風呂や食事をするのに
モチベーションがどうこうとか考えますか?

そして一方、テレビを見る、漫画を読む、ゲームする、YouTubを観たり、アイドルを眺めたり。

これにもモチベーションとかないですよね?

ここにモチベーションと決別するヒントがあります。

最初にあげた歯磨きやお風呂は習慣ですよね?
小さい頃からやらなければならない、
そしてやらないことのメリット・デメリットも理解しているからやり続けてるはずです。

そしてテレビや漫画は特に気にすることなくのめり込めますよね?
それはなぜでしょう?

それは「好きだ!!」という感情がモチベーションになっているんです。
嫌いな芸能人の冠番組に嫌いな芸能人しか出てない回の放送は見ないでしょうし、
全く興味もないアーティストのライブにわざわざ時間とお金を使って行かないですよね?

私も昔は「コロコロコミック」が好きで、毎月買って毎日読んでました。
そして中学になると対象がジャンプに変わりました。

発売されて買う時、読んでる時、楽しいし夢中になってますよね?

たしかにそれを嫌なこと、辛いこと、社会人なら仕事、学生なら勉強になりますが、
同じ感覚で取り組みましょう!って言われても無理ですよね?

だから最初にあげた歯磨きやお風呂みたいに習慣にするんです。
嫌なことを当たり前にさせるんです。
注意して欲しいのは誰かに強制させられるのはダメです。
自分で自分にスケジュール管理してやらせて、それに慣れていきましょう。

するとだんだん本当に慣れてきます。
毎日英単語を50個復習する。
毎日テレアポ50件かける。
毎日お客さんのとこに30社訪問する。

数や量はあくまで例ですが、出来るかどうかとか、
質にこだわるのではなく、まずは取り組むということに慣れましょう。

大事なのは無理な目標や設定をしないこと。
自分が確保できる時間内で収まり、何か別の勉強や仕事に悪影響を及ぼさない範囲でかまいません。

モチベーションは
「行動を始発させ、目標に向かって維持・調整する過程・機能」ですから。

できる、出来ないは一旦放置です。
取り組み続けれる自分を作りましょう。
そしてそのボリュームや種類をだんだん増やしてください。
いきなり何でも効率よくは出来ませんから。

これであなたもモチベーションオバケから解放されるはずです。
無駄に甘いものを求めたり、自分へのご褒美とか言ってお金や時間を使って自分を甘やかすことが減るはずです。

後回しにしているタスクはすぐにやりましょう。
毎朝の歯磨きと同じで、取りかかればいずれ終わります。

モチベーションはやりたくない自分を納得させる言い訳です。
是非、モチベーションオバケから離れて、
自分を自分でコントロールできる人になってください。

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