僕が唯一ハマった漫画

僕は漫画を読まない、基本的には。自分が小さい頃からずっとそうで、学校の図書館でも本屋に行っても、漫画を手に取ることはなかった。ノンフィクションや推理小説などの方が好きで、流行りの漫画だと聞いてもどうも興味が湧かなかった。

しかし、ついに今年、18年の中ではじめて面白いと思える漫画に出会ったのだ!!それが高瀬志帆さんの「二月の勝者 ー絶対合格の教室ー」だ。

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テーマは中学受験。「中学受験」によって生まれる塾講師・生徒・保護者の関係性と、それぞれが抱えるドラマがリアルに描かれている。現在、第9巻まで発売されている。1巻から惹かれるものがあった。読み始めると7巻まで一気に読んでしまい、続編を期待するほどハマったのだ。まさに今、8巻を読んでいるところだ。

なぜ、今まで漫画に興味がなかった自分がこんなにもハマったかというと、テーマとなっている中学受験が、まさに自分が経験してきたことであり共感できる部分が多いからだ。さらに、主人公の塾講師が語る生徒の導き方は、塾講師のアルバイトをする上でヒントになりそうなことも多い。

中学受験の実態が非常にリアルに描かれていることもこの漫画の面白いポイントだ。漫画というとどうも現実離れした技が繰り広げられるような印象があったのだが、(偏見かもしれませんが・・・。)ここでは塾講師の自信ありげな姿といい、不安になってあれこれ口出ししてくる親の姿といい、成績に一喜一憂する小学生の姿といい、「こんなことあったなー」と思えるほどリアルなのだ。

僕は中学受験には失敗して地元の中学に進んでいるのだが、小学生なりに色々と苦労したり悩んだりしてきたので、6〜7年経った今でもその感覚は覚えているのである。今読んでいる8巻は、小6の10月。夏休みの勉強が結果に現れ、感情の変化も大きい時期で、物語も佳境に入ってきた(笑)

すでに第9巻も発売されているようである。今後の展開がどうなるのか、非常に楽しみであるし、漫画の続編を期待している自分にも少し驚いているところだ。



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