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消費生活相談員資格試験・小論文対策【小論文.comの受験情報】  

 国家資格である「消費生活相談員資格」。この記事では、これから消費生活相談員資格を受験する予定の方に向け、小論文対策について解説していきます。




【1】 消費生活相談員資格試験とは  

 消費者側のフロントラインに立ち、問題の解決を目指す消費生活相談員。地方公共団体の消費生活センター等において、商品やサービスなど消費生活全般に関する消費者からの苦情や問合せ等の相談を受け付け、中立・公正な立場で問題の解決を目指す専門職です。

 消費生活相談員資格試験は、2016年4月1日施行の改正消費者安全法に基づいて実施されている国家資格。内閣総理大臣の登録を受けた試験機関である独立行政法人国民生活センター・一般財団法人日本産業協会が実施することになっています。


【2】 消費生活相談員資格試験の内容は  

 消費生活相談員資格試験は第1次試験と第2次試験があり、それぞれの試験概要は下記の通りです。

第1次試験:
午前:マークシート式試験(120分)

合格判定基準は、160点満点中、原則として65%(104点)以上。
午後:論文試験(90分)
合格判定基準は、100点満点中、60%(60点)以上。

第2次試験:
面接試験(15分程度)
合格判定基準は、2名の面接委員の評価(5~1の5段階)の合計点が5点以上。

 一定の要件に該当する場合は、事前申請によって2次試験は免除されます。詳細は必ず各機関の公式サイトでご確認ください。 


【3】 消費生活相談員資格試験の小論文  

 2023年度の消費生活相談員資格の論文試験をご紹介します。

 次の2つのテーマのうち1つを選び、800 字以上 1,000 字以内で論文にまとめ、解答用紙に記入しなさい。

【テーマ1】 消費生活相談が国や地方公共団体の消費者行政においてどのような役割を果たしているかを論じるとともに、相談情報が有効に活用されるためには相談処理においてどのような点に留意すべきかについて論じなさい。

【テーマ2】 近時、未成年者のインターネットゲーム利用による高額課金に関する消費生活相談が増加している。こうしたトラブルの特徴をあげ、救済・解決における問題点とトラブル予防方法について論じなさい。

独立行政法人国民生活センター

 他にも2022年度は「若年者の消費者トラブルへの対応」「高齢者の消費者被害の救済」のどちらかを選び論じる、2021年度は「製品事故対応」「高齢者等の消費者トラブル」のどちらかを選び論じるなど、90分間の中で専門的な知識を問われるような高度な問題が出題されています。


【4】 小論文.comでの対策  

 小論文.comでは消費生活相談員資格試験の小論文について対策を行なっています。特に、消費生活相談員資格試験の小論文は、専門性の高いの問題が課されますからぜひ一緒に対策を進めてまいりましょう。小論文.comの講座一覧は、こちら公式サイト「小論文.com|講座案内」よりご確認いただけます。

 なお、小論文.comが自信を持ってお届けする「オリジナル電子書籍」の販売も行っております。※面倒な会費のお支払いなどは一切ありません。

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