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2024夏・ヨーロッパ旅行記 Day8

8/1(木)

かなりぐっすり眠れて、9時くらいに起床。朝ごはんは無料だが、パン・ハム・チーズ・コーヒー・ジュースと豊富な種類でクオリティも高くて、本当にこのホステル最高。明日の朝にローマ→チューリヒのフライトをスタンバイでとっていたが、数字的に乗れるかが怪しかったので急遽プランを変更し、今日の夕方に電車でローマへ行き、そこからローマ→チューリヒ便をとることにした。

10時にウォーキングツアーを予約していたので集合場所に向かうが、間に合わないので一人で街を散策することにした。トレド通りを南へ進みサンタ・ルチアまで行き、そこから引き返してMunicipio駅からメトロに乗ってDuomo駅で降りる。

トレド通り

教会に入ってみたり路地をひたすら歩いていたが、小さなお土産屋や電化製品ショップ、ファーストフード店が多くて、ヨーロッパというよりかは南米の雰囲気を感じた。路地に並ぶピザ屋は「老舗」という感じで、本当においしそうなお店がたくさんあった。スーパーでお土産のお菓子を買ってからホステルに戻って少し休憩した。

13時からフードツアーを予約したので早足で向かう。参加者は10人くらいいたが、同じくらいの年齢の女性がいたので話しかけた。彼女はクロアチア人のニコルで、今はオーストリアで働いていてバカンスでイタリアに来ているそう。ツアー中も歩きながら色々話していた。

ガイドはイタリア人の女性だったが、イタリア訛りの英語で丁寧に説明してくれたし、何よりもフレンドリーで愛嬌があって素晴らしかった。ナポリではマラドーナが神の如く崇拝されていて、至る所に壁画や肖像画が見られた。

マラドーナ🇦🇷

肉やビスケット、天ぷらにチーズなど、複数のお店で試食をさせてもらったが、どれもとてもおいしいかったし、ナポリの歴史と食文化を知れてとても満足度の高いツアーだった。

天ぷらの試食

ローマに向かうまで少し時間があったので、ニコルとカフェに行ってコーヒーを飲みながら話していた。彼女は大学時代から10年ほどオーストリアに住んでいるが、小さい頃から母親がドイツ語で話していたので元々ドイツ語を話せると言っていた。彼女の母親は小さい頃にドイツに住んでいたが、当時のドイツが労働力を確保するために移民を受け入れており家族で移住したとのこと。

恋愛の話にもなって、かなり際どいところまで話していた。「オーストリア人はかたくてつまらない」「イタリア人は楽しませてくれる」とか話しているのを聞いていると、日本代表として頑張ろうと勝手に火がついた。せっかく国際都市の東京にいるわけだし、色々な国の人とデートしようと思った。

彼女と別れてホステルに戻ると、シャワーを浴びてからチェックアウトをして駅へと向かう。せっかくなのでナポリピザをテイクアウトしたいと思い探し回るが、いい感じのお店がなかなか見つからず、結局ナポリ中央駅近くのピザ屋でマルゲリータをテイクアウトした。本当は昔から代々続いていて、創業者の写真が壁に飾ってあるような、年季の入ったピザ屋に行きたかったがまぁよしとしよう。

券売機でローマ行きの特急電車のチケットを買って搭乗。座席は広々としていて、とても快適だった。

ローマ駅に着くと急いで空港行きの列車のチケットを買う。20:15のフライトなのに電車は19:20発。空港までは30分かかるので、移動中の電車ではソワソワしていた。空港に着くとターミナルまで猛ダッシュし、荷物検査場では「時間がないから通してくれ!」と頼んで優先搭乗の方を通してもらった。  

インフォーメーションを確認すると「Gate Closed」と出ていて、ゲート情報も「A」としか出ていない。ゲートAは80まであるので、とにかく猛ダッシュして各ゲートを確認していくが見つからない。20:15になったので諦め、汗だくでむしゃくしゃしていたので、ビールと水を買って一気に飲み干した。

何もする気が起きず、とりあえずのんびりスマホを見ていると、「チューリヒ行きのゲートはA49です」と急にメールが届いた。ゲートに行くとまさかのフライトはまだ出発しておらず、大幅に遅れているということだった。「Gate Closedで出てたらもう行っちゃったと思うじゃん!」と心の中でツッこみつつ、フライトを逃さずに済んだので一安心。機内では機内食とビールで疲れを癒して、日付が変わる前にチューリヒに到着した。

このドタバタもいい思い出になるはず

フライトはお昼なので、今日は足を伸ばせるソファーで空港泊。翌朝4時に目を覚ましてからは、PC・スマホで作業をしたりして過ごして、お昼に成田行きのフライトに搭乗した。

最近は仕事もかなり忙しくてなかなかリフレッシュできていなかったので、いいタイミングでの休暇となった。明日27歳の誕生日を迎えるが、これからも年に2回は海外へ行き、新しい発見を楽しんだり感情を動かす旅をしていきたい。

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