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MUPでの学び 番外編 【OUTPUT 3】

MUPに入学してからの自分自身のアウトプットの場として、山形から発信していきたいと思います。読んでいただける皆さんに少しでもわかりやすく、読みやすい文章になるように日々改善しながら発信していきます!

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*今回はコロナの影響により勤めているカフェが休業に入り、約1ヶ月半がたった今、店が再開した際に提供しなければならない価値は何かを書きました。


私が山形市内のカフェでシェフとして働き始めてから2年が過ぎました。
もちろんこんなに新型コロナウイルスの影響があるとは予想もしていませんでした。

全国の緊急事態宣言が出てから、お店に来店されるお客さんや働くスタッフの安全を考えお店は休業に入りました。          

それから約1ヶ月半、この休みがあったことでいろいろな情報を得ることができ、このMUPにも入るきっかけにもなりました。

この社会にとって自分が提供できる価値とは、提供するべき価値とは何かを考えてきました。

料理人だからこそおいしい料理を作る?目新しい料理を考えること?
テイクアウトに力を入れること?

竹花さんのYouTubeなどでも言われていた、買い手より売り手が多い時代に最も重要なスキルとは何か?商品での差別化が難しいからこそ提案の差別化を行わないと生き残れない。
売り物を変えるのではなく売り方を変えることで、商品やサービスを顧客視点で競合とは違うと見せることが最も重要な仕事であり価値があると。

今の飲食店(カフェ)は「目的」ではなく「手段」の場所である。

全国的に緊急事態宣言が解除され始めた今、これまで人に会うという行為ができなかったからこそ、友達に会う・同僚と会う・または家から出たいなど、これらを行うために必要とされる場所のひとつという立ち位置かなと思っています。

「新しい料理(商品)」という物にあまり価値は無く、「人に会える、人がいる安心感、現実からの逃避」などを行え感じれるリアルな体験に価値があるのではないかと思っています。

それが大枠で店側の想いとしてあり、それに付随して料理やお菓子、コーヒーなどは、その空間をより一層楽しむためのひとつのツールとなってくるものだと思っています。

そのためにはしっかりとコロナ対策の衛生的な安全が保たれ、お客さんに安心感を感じさせなければなりません。
店内の衛生管理にしても、お客さんに伝える内容は分かりやすくシンプルにし、ただその元はコロナ対策の飲食店向けのガイドラインやHACCPなどを参考にし実施していることをしっかりと伝えることで説得力が増すのではないかと考えています。

できれば食事中にはフェイスシールドを付けたり、テーブルにパーテーションを置いて向かい合うというような環境ではなく、いかに安全を保ったうえでできるだけ自然な雰囲気の店内にできるかが必要とされるところではないかと思います。

自分がお客さんだったらそういうところで食事をする意味は何なのだろうと考えてしまうので...。

正解がないからこそ、しっかりと情報を取り入れ固定観念には囚われずに、自分が提供できる価値とは何かを考えていきたいと思います。

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