音楽っていいものですよね。

久々の投稿で、お題に乗っかってみよう、ということで初めて買ったCDですか。

私が自分のお金で買った初めてのCDは10歳だったか11歳の時に買ったRHYMESTERの「ウワサの真相 featuring F.O.H」です。
今考えると、なかなか攻めてる小学生だな、と思います。

親が音楽が好きで、家ではテレビよりも、ラジオが流れている環境でした。実家が札幌なんですが、いつも聞いていたのは、FMノースウェーブ。
自分の記憶が正しければ、その頃、RHYMESTER、KICK THE CAN CREWとかその辺りがフィーチャーされて、親も自分もそれらばかり聞いていたかなーと思います。

親の影響が強かったとは言え、そのあたりから近しい音楽を家の中にある親が買ったCDから探して聞くということもやっていました(ポータブルCDプレイヤーとか買ってもらったのもこの辺り)。
そんな中で出会ったのがGAKU-MCで、GAKUさんのソロ作のリリックには、人生において大きな影響を受けていると思っています。

その後、中学生になった頃、好きだったアニメのOPだったことからアジカンを聞き始め、CDも買い、レンタルとかで近しいジャンルのロックを借りてきてはMDに落としてMDプレイヤーで聞いていました(MD懐かしいですね)。

中学生の頃はそんな感じでしたが、高校に入れば周りの友人の影響でアニソンを聞くようになりました。当時は萌えアニメの黎明期で、らき⭐︎すたとかから始まり、いろいろなアニメを見るようになり、古いアニメの主題歌なんかも知ることになります。これが大学生1年くらいまで続きます。

なんとなくアニソンを追い続けるのにも飽きてきて、最新のJRockも追うこともなんか違う、と思い、さらに言えばJPopを聞く感じでもなかった(当時はAKB全盛期で正直あまり興味はなかった)ので、大学に入って自分のPCも持ったこともあり、ある種の新規開拓として、ニコニコ動画やyoutubeで70〜80年代の洋楽を聞くようになりました。
その中で80年代のハードロックあたりを聞いていた時に幼少期に親がそのあたりの音楽ばかりを家で流していたことが急に記憶として蘇り、そこからはずーっと洋楽ロック、メタルを中心に聞くようになりました。
大学生になった頃、もともと音楽好きだった親が子どもの手がある程度離れるようになったという理由もあり、ライブハウスへ行くようにもなり、「聞いてごらん!」とオススメされたことをきっかけに、札幌のインディーズのヒップホップやロックバンドのライブにも行くようになりました。

就職で東京に出てきたら、東京のライブハウスにもいくつか行くようになり、自分でしっかり稼ぐようになったので、ライブ、音源の購入をするようにもなりました。結婚して子どもが生まれて、なかなかライブハウスに行ける機会がありませんが、今でも応援しているバンドはたくさんいます。

いろいろと好みは変わっていっていますが、その前まで聞いていたものを全く聞かなくなったのか、といえばそういうわけではなく、今でも子どもの頃に聞いていたジャパニーズヒップホップも、JRockもアニソンも好きです。
HR/HMが中心で、Apple Musicのライブラリもそういう曲が7〜8割を占めていますが、やはり思い出深い曲というのはあって、残りの2〜3割はその辺りの曲がしっかりと輝いています。

サブスクリプション型の音楽配信サービスがたくさんあり、私も有料ではApple Music、無料プランでSpotifyを使っていて、自分自身、CDを買うということが減ってきてはいますが、やはりCDを買うという行動はいいな、と思います。
CDという「モノ」を手に入れること、CDケースを守る外装をフィルムを剥がす時のワクワク感、歌詞カードをめくりながら音楽と向き合えること、そういう経験をCDという媒体はさせてくれるモノだと思っています。

とはいえ、配信がダメとは思いません。配信さえされていればお店に行かなくても最新の音楽が聞けるということは、音楽を身近なものにしてくれました。
一方で、違法に許可なく音楽を無料で配信する行為も横行しています。
アーティストを真の意味で応援したいのであれば、CDを買うでもいいですし、ちゃんとお金を払って音楽を聞いてほしいなと思います。
そうやることで、ちゃんとアーティストにお金が入り、生活することができます。
違法アプリを使って聞くことはレストランで食い逃げするのと全く同じです。

音楽は色々なことを教えてくれます。
初めてCDを買って聞いたあの時をこれからも忘れたくは無いものです。


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