コロナについて考える

明日から東京都が緊急事態宣言発令、そして埼玉県も神奈川県、千葉県とあわせて「蔓延防止等重点措置」(以下、「重点措置」)が8月22日まで延長されます。

重点措置は緊急事態宣言と比べると、休業要請ができませんが、営業時間の短縮や命令違反への罰則規定があるため、私権を制限することになります。

よって、適用にあたっては、適切な時期に短期間で行うべきと考えていますが、最近の国や都県では、マスメディアや国民からの責任追及を逃れるべく「予防的」な措置として見ている風潮があると感じます。

私権の制限になるため、補償はセットで行うべきでありますが、この補償の原資は当然私たちの「税金」で賄われることになるので、将来、増税されることが十分考えられます。

そのことまでもしっかり考えて決定しているのかが昨今の緊急事態宣言と重点措置の乱発を見て少し疑問になります。

また、マスコミ報道についても、政府や行政側の粗しか探していない(コロナの問題では、すべての国民が満足するような政策は難しいのに)ことが多く、それが結果的に政府の「予防的」な対応にさせてしまっているのかなと思います。

ウィンブルドン選手権やサッカーユーロ決勝で何万人も来場客が来るのに、なぜか五輪は無観客、、、個人的には不思議に思いました。

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