税理士試験の直前期、つらい
税理士試験に挑戦中のアラフォー銀行員です。
令和3年度試験で簿・財に合格し、現在はTACのWeb通信で消費税法を勉強中です。
今日は2022年7月17日。8月2日の試験本番まであと半月という超直前期ですが、、簿・財のときと違う苦しみを味わっています。
特に理論。
理論暗記に終わりがない
消費税法はミニ税法に部類されていると聞きますが、確かに範囲はそれほど広くないと感じており、理論数も法人税法等と比べると半分程度のようです。
理論はCランクも含め一通り覚え、得意論点・苦手論点の濃淡はあるものの、一定レベルには達していると思っています。
しかし、
覚えても覚えても忘れていき、何度も理論マスターを回す(読み返す)。
船の底に穴が空き、
それをふさいでもまた別の場所に穴が空き、
今度はそっちをふさいでいる間にまた別の場所に穴が空く
(以下繰り返し・・・)
穴をふさぐ作業を繰り返し、半分沈みながらなんとか目的地に到着する、そんな途方もない作業のように感じています。
そう、もはや「作業」と化しています。
理論暗記しても問題が解けない
そして、苦労しても問題がなかなか解けない。
理論はまずは暗記することがスタート地点だと思いますが、覚えたからといって理論問題に正解できるというわけでないということを、この直前期に痛感しています。
というのも、問題の「解答要求事項」の正確な理解に苦戦しているためです。
2時間という限られた時間内で解答しなければならず、考えている時間をなるべく減らし、一刻も早く解答を書きたいという衝動やあせりなどから、問題で聞かれていることをしっかり理解しないまま書き始め、
「あれ、聞かれていることって実はこういうことなんじゃ・・・」と、
途中で自分が明後日の方向に向かっていることに気づくこともしばしば。
自分の場合、ケアレスミスでは済まされないくらい、何度もやってしまっています。
もう1つは、「過不足」なく答えること。これが難しい。
理論マスターから必要な部分だけをピックアップし、解答する。いわゆる「柱あげ」というものです。
私の場合、「過」はめったにないですが、毎度「不」です。要は「え、こんな柱も上げるの??」ということで解答不足ばかりです。
特に「消費税法における取扱いを述べよ」と網羅的に聞かれた場合がしんどいですね。
特定資産の譲渡等に関する過去問では、「課税の対象、納税義務者、課税標準、仕入税額控除、確定申告、表示義務の履行」について記載しなければならず、冒頭の2つしか出せませんでした・・・。
模範解答はほんと膨大な量でこんなん書けねーよ、といつも思っていますが、部分点を狙いにいかなければだめなんでしょうね。
作問者の意図を読み取って、一番答えて欲しいことを外さす解答する、これが最も大事なんだろうなとは肌で感じています。
消費税法に飽きてきた
また、勉強を始めた当初は、「消費税ってこうなっているんだ!」という知識欲が刺激されていましたが、
現在は一通り範囲をやり終えたので、既に新しい論点はなく、同じことを繰り返しているだけなので、ほんとつまらなく、早く次の科目を勉強したいという思いです。
「おれ、消費税法が終わったら、相続税法をやるんだ」と、
自ら死亡フラグを立ててしまっているような状況です。
計算のスピードアップ、もはや限界
ところで、計算も完璧かというまだまだで、TAC直前期レベルの問題は、初見はおろか、3回目でも時間内に解けたことは一度もありません。
そう、全く時間が足りません。
調整対象固定資産や居住用賃貸建物に係る消費税の調整はおろか、個別・一括の計算すら間に合いません。
簿記論のときは時間があっても解けない問題がありましたが、消費税法については時間さえほとんどの問題が解けるます。それなのに、時間が足りない・・・
時間内に解けている人の手の動きを一度見てみたいです。ほんとどうやって解いているんだろう??
ちなみに自分はタイトルとかはほとんど省略せずに書く派です。
TACの模試の結果
理論C、計算A、総合Bでした。
理論は解答要求事項を大外しし、10点台半ば。
書ける理論だったのに。。そこになぜか至らなかった自分の思考回路。。本番でも同じ轍を踏んでしまいそうで本当に怖い。。
計算も大量の空欄を残しまし20数点という結果でしたがA判定でした。
他の受験生も解けなかったということで、一方で、自分は配点のある場所をある程度解けていたということかもしれません。
そうなると計算は、やはり誰もが取っている問題は落とせないということかなと思います。
終わりに
今回は愚痴みたいなnoteとなりました。
愚痴100%です。
こんな暇があれば理論の1つでも覚えた方が有意義だと思いますが、息抜き+愚痴を吐き出させて下さい。
ところで、転職活動も始めました。
履歴書を書いて、indeedで自宅の近場の会計事務所に片っ端から送りました。
しかし、やっぱり年齢も年齢なので未経験だときついようです。すでにお断りばかり。
そんなこんなので、エージェントサービスの登録しました。今度、まずは電話面談です。
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