(投資の最適解)安定収入を利用して投資する〜会社員処世術⑥vol.2〜
前の回で投資をする理由を明確にした。
ではどうやって何に投資するのがベストなのか。
ズバリ最適解は、ネット証券でつみたてNISAとiDeCo枠を満額使い、ドルコスト平均法でインデックス投資(米国or全世界)をしていくという方法だ。
投資を少しでも勉強した方であれば納得する方法ではないだろうか。
何故ネット証券なのか、つみたてNISAとiDeCoなのか、ドルコスト平均法なのか、インデックス投資(米国or全世界)なのか、それぞれ超簡単に解説していく。
①ネット証券を使う理由・・・手数料が安いから。
②つみたてNISAとiDeCoを使う理由・・・税金優遇がされているから。※通常、株によって収入を得る場合は20%が課税される(それでも給与所得などの累進課税に比べるとかなり優遇されている)が、つみたてNISAは毎年40万円・20年間非課税、iDeCoは掛け金(年額14.4万~81.6万※一般の会社員は24万~27.6万)が全額所得から控除される。
③ドルコスト平均法で積み立てる理由・・・株価の上げ下げに惑わされず、余計な気を使わなくていいから。
④インデックス投資(全米or全世界)をする理由・・・まずインデックス投資とは指数連動型の投資方法のことを言う。指数には、日経平均やTOPIXなどの特定の市場平均指数がある。対してアクティブ投資というものがあり、これはインデックス投資を上回ることを目指して、プロのファンドマネージャーが投資商品を選別・運用しているものに投資する方法。これにはインデックス投資よりも高額の手数料がかかる。しかし不思議なことに20~30年の長期で見た場合、ほとんどインデックス投資の方が成績が良いという結果が出ている。
またインデックスの中でも、なぜ日本ではないのかという理由は、日本の日経平均やTOPIXのインデックスの場合、銘柄の入れ替えが頻繁でなく、所謂腐った企業にも投資をするということになるからだ。対して全米や全世界の場合は頻繁に銘柄の入れ替えが行われているので常にフレッシュな企業に投資ができている。
上記の理由から、再現性高く資産を増やしていく方法として、ネット証券でつみたてNISAとiDeCo枠を満額使い、ドルコスト平均法でインデックス投資(米国or全世界)をしていくことをお勧めする。
次回は、会社員が上記の方法で投資をしていく場合、預金をすることとどれだけ差が出るのか明確にしていく。
【追記①】
日本のインデックスがイケでないのであれば日本に投資するのは諦めるしかないのかという意見がありそうだが、そうではない。
もちろん全世界株でも5〜10%ほど組み込まれてるし、日本を中心に銘柄を組み入れているアクティブファンドに投資すると良い。
ただもちろん、いいファンド、そうでないファンドがあるので見極めないといけない。
ひふみ投信、コモンズ投信あたりが、実績含めオススメ。
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