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#56 介護福祉士国家試験 過去問解説 35−17
*介護福祉職の助言・対応はよくでますね!
どうもこんにちは。しょうです。
今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!
↓前回の復習↓
問題
問題 17
発達障害のGさん(38 歳,男性)は,高校生の頃に不登校になり,ずっと アルバイトをしながら,統合失調症(schizophrenia)の母親(65 歳,精神保健福祉手帳 2 級)を介護してきた。母親に認知症(dementia)が疑われるようになったが,これからも二人で暮らし続けたいと考えたGさんは,相談支援事業所の介護福祉職に相談した。
Gさんに対する介護福祉職の助言として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1 地域包括支援センターで,介護保険サービスの情報を得ることを勧める。
2 Gさんが正規に雇用されるように,ハローワークに相談に行くことを勧める。
3 Gさんの発達障害について,クリニックで適切な治療を受けることを勧める。
4 母親に,介護老人福祉施設を紹介する。
5 母親に,精神科病院への入院を勧める。
正解
今回の内容は、息子さんからの相談に対する介護福祉職の助言に関する問題ですね。
息子さんは、高校の時から統合失調症の母親をずっと介護して来た経緯がありますね。
そして、母親が認知症の疑いが出てきているが、これからも一緒に生活していきたい、ということで今回相談支援事業所のほうへ相談をしたということ
相談支援事業所とは、障害がある人の生活の困りごとに対して情報提供や助言を行い、必要なサービスの利用につなげる支援や関連機関と連絡調整をする役目があります。
今回の問題でいけば、母親が認知症の疑いがあることから、一緒に生活をするためには、何かしらの支援がある方が良いと考えられます。
支援を受けるためにも、地域包括支援センターで,介護保険サービスの情報を得ることを勧めることで、一緒に生活するための解決策が見つかる可能性がありますよね。
よって、正解は1となります。
解説
1○
2× 息子さんはアルバイトができており、また金銭面で困っている旨もないため、誤りとなります。
3× 今までも生活ができており、発達障害による症状で困っている旨もないため、誤りとなります。
4× 介護度が不明であることはもちろんですが、相談内容は一緒に生活したいということ、助言としては不適切であり誤りとなります。
5× 4同様、相談内容は一緒に生活したいということ、助言としては不適切であり誤りとなります。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。
訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。
では次回もお楽しみ!
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