【個別性や多様性を踏まえた介護】 第36回 介護福祉士過去問解説 問題67 -介護の基本-
こんにちは、しょうです。
今回の内容は、「個別性や多様性を踏まえた介護」です。
noteの投稿だけでなく、youtubeでも投稿しているので、ぜひチェックしてみてください!
どちらもスキマ時間や通勤時間などに勉強できる内容となってます。
みなさんの勉強スタイルに合わせて活用していただければ幸いです。
↓前回の記事はこちらから!↓
問題
正解
⭕️ 2 生活習慣は,生活してきた環境から理解する。
解説
⭐️今回のキーワード
個別性とは?(Individuality)
個々の人の特性や特徴を重視すること
その人らしさや個性、価値観や好み、経験などが当てはまる
+
介護をする上では、これらのこと、これらに基づくニーズを認識し、対応することが大事
多様性とは?(Diversity)
様々な違いや特性を持つ人々が存在し、その違いを尊重し受け入れること
性別、年齢、文化、価値観、能力など、さまざまな面での違いを包摂すること
個別性や多様性を踏まえた介護とは?
↓
利用者一人ひとりの特性と背景を尊重し、その人らしい生活を支えることを目指すことが大切!
・特性や意思を尊重する
・関わりを広げる
・スタッフの教育 など
↓
利用者が安心して自分らしく過ごせる環境の提供につながる
他の解説
× 1 その人らしさは,障害特性から判断する。
↓
障害特性だけが判断基準ではない
→人の個性は、身体的な特性や社会的な要素や生活歴、価値観、趣味嗜好など多岐にわたる
× 3 生活歴は,成人期以降の情報から収集する。
↓
成人期以前の幼少期や青年期の情報があるほうが、その人の生活歴や文化的背景などを理解する手助けとなる
× 4 生活様式は,同居する家族と同一にする。
生活様式とは?
日常生活の過ごし方や習慣、価値観を含む行動パターンのこと
↓
生活様式は、一人一人の特性や思考によって異なるため、家族とはいえ、必ずしも同一にする必要性はない
× 5 衣服は,施設の方針によって統一する。
↓
衣服の統一は施設の方針に沿ったものであり、これが個別性や多様性を踏まえた介護とはいえない
おわりに
今回は以上になります。
皆さんの勉強の一助になれば幸いです。
次回もお楽しみに!
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