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#103 介護福祉士国家試験 過去問解説 34−18

こんにちは。しょうです。

今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!

↓前回の復習↓


問題

問題 18 
利用者主体の考えに基づいた介護福祉職の対応に関する次の記述のうち, 最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1  1 人で衣服を選ぶことが難しい利用者には,毎日の衣服を自分で選べるような声かけをする。
2 食べこぼしが多い利用者には,こぼさないように全介助する。
3 認知症(dementia)の利用者には,排泄の感覚があっても,定時に排泄の介護を行う。
4 転倒しやすい利用者には,事故防止のため立ち上がらないように声をかける。
5 入浴が自立している利用者も,危険を避けるため個別浴ではなく集団での入浴とする。


正解

今回は利用者主体の考えに基づいた介護福祉職の対応に関する内容ですね。

自己決定・自己選択といった考えがあるように、介護福祉職の考えで介護を進めていくのではなく、利用者の視点にたって考え介護を提供していこう、というものですね。

このような問題であれば、利用者にしてもらうといった内容が正解となることが多いでしょう。

そのような視点で見ていくと、正解はとなりますね。

現場では時間に追われて、ついつい介護福祉職の方で衣服を選ぶこともあるかもしれません。

しかし、そうではなく少しでも服選びに関わっていただくような声掛けや対応が必要となりますね。


解説

1○

2×  全介助をすればこぼしは減るでしょうが、その人の食べる行為を奪うことになり、また食事動作ができなくなることにもるながり誤りです。

3× 排泄の感覚が残っているのであれば、その人の排泄の感覚に合わせてトイレ誘導したり声かけする対応が適当であり誤りです。

4× 事故予防の対応ではありますが、この対応を継続することはスピーチロックの原因となりその人のたつという主体的な行動を制限してしまう要因なため誤りです。

5× 個別浴での対応の方がその人に合わせた入浴対応ができ適当であり、事故リスクにも対応しやすいため、誤りです。

✅関連する過去問は以下からチェック!


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。

訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。

では次回もお楽しみ!

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