#91 介護福祉士国家試験 過去問解説 34−105
入浴介助は、事故発生のリスクが高い状況であり注意が必要ですよね。
どうもこんにちは。しょうです。
今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!
↓前回の復習↓
問題
正解
今回はふらつきに関する問題ですね。
浴槽から急に立ち上がって生じたという状況から、入浴による身体への影響も知る必要がありそうです。
ポイントとなるふらつきの原因ですが、「時間をかけて湯につかっている」と「浴槽から急に立ち上がった」という点がポイントとなりそうですね。
「時間をかけて湯につかっている」についでです。
長風呂によって、体内では血管が拡張し血圧が下がった状態となり脳貧血の原因となりやすい状態となります。
脳貧血とは、起立性低血圧と同様のものですね。
そして、「浴槽から急に立ち上がった」についてです。
入浴中は、血液は重力によって下肢に溜まっています。
脳への血流量が減らないようにお湯による静水圧が体に働き、足から心臓への血液循環を促進させ脳への血流量を維持しようとしています。
しかし、急な立ち上がりによって身体への静水圧作用がなくなるため、一時的に心臓への血流量が減ってしまい、脳への血流量が減ってしまいます。
よって、今回ふらつきが生じてしまったと考えられます。
つまり、血圧が低下してめまいやふらつきが生じやすい状況下で、急な立ち上がりをしてしまったことが、ふらつきが生じてしまった原因である、ということになります。
よって、原因となる選択肢は血圧となるため、正解が5となります。
解説
1× ふらつきの直接的な原因となりにくいため誤りとなります。
2× ふらつきの直接的な原因となりにくいため誤りとなります。
3× ふらつきの直接的な原因となりにくいため誤りとなります。
4× ふらつきの直接的な原因となりにくいため誤りとなります。
5○
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。
訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。
では次回もお楽しみ!
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