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スキルがなくても大丈夫。田舎で「複業」していくための方法

こんにちは。福井県で地域まるっと体感宿 玉村屋の運営をしているナカタニ ショーです。

僕は地域おこし協力隊として、5年前に福井県に来て、任期が終わった今も住んでいるのですが、そもそもなぜ福井を選んだのか、そのあたりから話し、田舎で「複業」して生きていく方法を考えてみました。

1.「地方に移住=スキルがないといけない!」と思っているあなたへ

 田舎に移住しようと思ったとき「パソコン1台で、できるスキルを身に着けたい」と思ったことはありませんか?
 ライティング、プログラミング、ブログなどなど、ちょっと調べるといろいろと出てきます。しかし、どれもがそんな簡単にはできないこと。自分には無理・・・。と思っていませんか。

 僕自身も5年前に福井県に移住して、今もいろんな仕事をしながら暮らしをつくっています。そんな僕自身プログラミングができるとか、ブログを書いているとか、WEBサイトが作れるとか、そんなスキルは持っていません。

 都会にいたら誰でもできるけど、田舎にいるとできる人がいないものというのを見つけて、それを仕事にしているだけです。

 実はあなた自身がすでにやっていることが、生活の糧になるということ。

2.当たり前にやっていることを書き出してみる

 といっても、なにが役に立つスキルかわからないと思います。まずは、この1週間でやったことを書き出してみてください。すべてです。すべて。と言っても厳密なものではないので、お気軽に
 歯磨き、朝ごはんを作る、スーパーに買物、ランチの写真をインスタにあげる、twitterでつぶやく、大学のレポートを書いた、職場で会議の進行を行った、重たい荷物を運んだ、趣味のウクレレを練習した・・・などなど書き出せばきりがないと思いますが、可能な限り書き出してください。どんな些細なことでも大丈夫です。

では、次にそれを「田舎のおじいちゃん」ができることに○、できないことに×をつけていってください。イメージしやすいのがおばあちゃんなら、おばあちゃんでも大丈夫!

どうですか?いっぱい×がつきましたか?

3.そこに稼げる種がある

 そう。今回、その×をつけてもらったところが、「他人ができなくて、自分ができること」つまり、スキルなのです。スキルと聞くと、すごい技術とか能力に思えてしまうと思うのですが、簡単に言うと他人ができなくて、自分ができることをスキルだと思います。
 では、これをどうやって仕事にするか。

① これができない人が多いところに行く
② できない人で、できたら便利と思っている人を見つける
③ 見つけるためにはつながりを作って、会話を楽しむ

この3つができれば、大丈夫。
これができない人が多いところ=田舎ですね。さっきのリストでは「田舎のおじいちゃん」ができないことをリストアップしました。
 つまり、田舎に行きたい人が、行く先のニーズと自分のスキルを把握することで、仕事は作っていけるのです。


▽ デザインスキルがまったくなかった僕が作ったジュースのラベル。これもちょっとした仕事になった。使ったスキルは「WEBで検索する」「PowerPointが使える」以上

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