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おじさんの悪いクセ

経験や知見が増えてくると、たくさんのことを想像して、たくさんの悪いことを思い描いて、思いやりがただのお節介になる点の改善策が見いだせない。

丁寧に生きることに一部反することと思うんだけれども、おっさんになると介入する必要のないところにまで首を突っ込んで、やたら説教しがちになる。

しかもこれ困ったことに、自分は良いことしているつもりだったりする。

自分は立場的に質問を受ける側だったりするので、丁寧に回答を準備して回答しているつもりだけれども、それが徒になる。丁寧に、無駄にたくさんのことを想像して、先回りしすぎて、気をつけるポイントをやたらと出してしまう。よって、過剰な回答になりがち。

質問の意図や背景が分からないこともあるので、そのときは一言確認すれば良いだけなのに、エスパー能力をいかんなく発揮してしまって、勝手に背景を想像して回答する。たくさんの想定をおいて、複数の回答を準備して、盛大な回答を作ってしまう。必要のないことだったり、趣旨と違うことも混ざって、まさに余計なことまで回答したりする。

経験は時に、余計なお節介へと変わる。このあたりに気を遣いながら、もっとシンプルに、適切な、必要な部分に絞って良いこと言えるおっさんになりたいと願う。

まずは相手を批判せずに提案をする、そんなお年寄りになりたい。

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