2022.9①② Weekly Music Log ~tipToe.、甲田まひる、ちゃんみな、somunia, hirihiri、eill、adieu、femme fatale、susquatch~

架空対談方式で、主にその週の新譜を中心に、音楽についてゆるく書く週刊記事。
ですが、諸事情により先週分と合わせて、簡易版でお届けします。

Playlist ※毎週、最新の曲に更新されます

tipToe.「シャッターチャンス」

一時期、アイドル楽曲として流行っていた電波ソングに近しいような、テンポが速くて、シンセがバチバチに入っている曲だなぁと思いました。こういう王道も結構好きなんですよ。

甲田まひる「夢うらら」

まさしく「一人K-POPみたいな感じ」という言葉を思い出しましたが、K-POPの枠にもはめられないような、自由な展開が流石です。

ちゃんみな「TOKYO 4AM」

ちゃんみな、あまりちゃんと聴いてなかったんですが、どこを切り取ってもカッコつけすぎない、カッコ良さを感じて、これは凄いとなりました。

somunia, hirihiri「Stream」

somuniaというバーチャルシンガーを初めて知りましたが、hirihiriの音数少ないながらも耳を引くエレクトロの音色の中でも、しっかりと響く声が印象的でした。サビでの、音ともコーラスとも取れそうな厳かな鳴りが、曲の印象を決定づけていて、とても良かったです。

eill「フィナーレ。」

eillは、器用だと思うので、どんな楽曲もできちゃいますが、こういう、タイム感と空間の広さを前面に押し出した楽曲でこそ、最も輝くと思っています。まさしくディーヴァ。

adieu「ワイン」

作詞・作曲・編曲は小袋成彬。個人的には、小袋成彬の「Formula」を想起する曲だったのですが、コーラスの乗せ方ひとつに記名性が凄まじいですね。この丁寧な音の紡ぎ方、そしてadieuの歌は、聴く度に身体に沁み込んでくるようです。まるで上質なワインのように。

femme fatale「Cupid」

新譜ではないのですが、つやちゃんの戦慄かなのの記事を読んで知りました。ドロップが心地よすぎました。それと対比するように可愛い声でさらっと放つ刺激的なリリック。これは、くらう。
このボーカリゼーション、どこかで聴いたことある気がするなと思ったら、水曜日のカンパネラの「アリス」でした。
どちらも、ケンモチヒデフミプロデュース。最高です。

susquatch「3chords」

こちらも全くもって新譜ではなく、Youtubeの公開日はなんと14年前。（！！）こちらのツイートを拝見して、サブスク解禁していたことを知ったので、数年ぶりに聴いてみたのですが、めちゃくちゃ良くないですかね。こういうギターの重ね方、音に厚みを感じてとても好きです。ボーカルの意外にエモーショナルな持って行き方もお気に入りです。

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