【ライブの記憶】the bercedes menz presents"bercedes boys&girls telepathy club vol.1" at 新宿MOTION[the bercedes menz/moreru/AKUTAGAWA FANCLUB/GAME CENTER & Future Brothers] 2024/02/18

今、the bercedes menzを観ておかないと後悔するなと思って、観に行った。
10年ぶりぐらいの新宿MOTION。というかそもそもこの規模のライブハウス自体がかなり久しぶりな気がする。
名前で取り置きスタイルが久しぶりすぎて、チケットちゃんと取れてたか不安だったが、無事入れて一安心。

所用を済ませてからだったので、GAME CENTER & Future Brothersから。
初めて観たバンドだったが、ひたすらにメロウな空間。この多幸感は大好きだ。
どうやらBearwear、ANORAK!、Track'sのメンバーも参加しているそうで、かなりのクオリティだった。

あまり当人嬉しくないかもしれないが、佇まいも高らかに歌い上げる姿も、どこかYONCEを思わせる。良い時間だった。

続いて、moreru。
最近ちょこちょこ名前を見かけるので、どんなバンドかはわかっていた。
しかし、とんでもなかった。
何もわからなかった。
全てをぶっ壊して、去っていった。
こういうバンドは、こういうライブハウスでしか観られない。

そしてthe bercedes menz。
なんというか、普通に良かった。
曲も演奏も熱量も観客もロケーションも全部良かった。
だから、あまり書けることがない。
普通に良い曲を、良い演奏で、良いライブやってたから、こういう時に何を言えばいいのかわからない。
ライブハウスがばっちし似合うバンドだことだ。

そういえば、作曲・ベースを担当している田中喉笛がポストしていたが、かなり自由な現場になっていて、個人的にも理想的だった。
それができる曲をやっているバンドだから、これができる規模だからというのもとても大きいわけだが(サマソニでの星野源のことを思い出した)。

聴き間違いもあるかもしれないが、帰り際にこんな声が聴こえてきた。
「マジで売れて欲しい」「いやもう売れてるだろ」
今のベルセデスは、この二言のやり取りに詰まっているじゃないかと思った。
きっともうわかってる人はわかってる。けれど、もっとマスに届きうるポテンシャルも全然ある。
どこにでも行けそうなこの荒削りなバンドが、一体これからどこに向かっていくのか。楽しみだ。

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