【ライブの記憶】VICTERA at Veats Shibuya[STARKIDS/kegøn/142clawz (hirihiri&lilbesh ramko)...etc] 2024/08/12
hyperpopをフィーチャーした新ライブイベント「VICTERA」に先日行ってきたので、簡単に感想を書き残しておきます。
がっつり見たのは、kegøn・142clawz (hirihiri&lilbesh ramko)・STARKIDSぐらいでしたが、どれもよかったです。(もちろん他のアーティストも)
ベストアクトは、目当てだった142clawz (hirihiri&lilbesh ramko)。
フロアも含めたこの熱量には圧倒されました、まさに"いま”の音楽でした。
良く考えれば、hyperpop関連のイベントってあまりちゃんと行ったことがなかった気がします。
全体的にとても楽しめたのですが、特に印象深かったのは大き3つありました。
1つ目は客層。
なんといっても若さが溢れていた。。。そして、自分のこれまでの人生の文脈では全くかすりもしなかった服を着ている人がたくさんいて、hyperpopの文脈はこういう感じになっているのだなということを体感しました。
全くの門外漢でどういうジャンルなのかわかっていませんが、ChatGPTに聴いて画像検索してみた感じ、確かにそんな感じだった気がします。
2つ目は、イベントにおける体験そのもののつくり。
"バンドのイベント"とは違い、転換が一切なく、休憩を全く挟まずに、30分未満の時間で次から次へとアーティストが出てくる
という体験は、これまであまり経験したことがないものでした。
Hiphop系のイベントもこんな感じなのかなとは思いますが、とにかく情報が圧縮されまくっていて、情報量が凄まじかったです。
この世界においては、ライブの撮影云々の話が存在する隙間すらないと思いました。
これまでのライブイベントの体験の違いをもっとちゃんと考えてみると面白いかもしれません。
3つ目は、アーティストの煽り方とフロアの盛り上がり方。
イベントの体験はこれまでのものと全然違うのに、アーティストの煽り方やフロアの盛り上がり方はほとんど一緒だったのは、それはそれで非常に興味深かったです。
コロナを経て文脈が一度途絶えたこともあり、少し変わる部分があるのかなと思いましたが、全然そんなことはなく。
全くもって良い悪いの話ではないですし、だから何なのか?はいまいちピンときていないのですが、個人的には興味深く感じていました。
という感じで、終始楽しめましたし、
やはり現場の空気感を肌で感じることは重要だなと思う時間でした。
終演後には、来春第2弾「VICTERA PETA」の開催もリリースされましたね。
今回Peterparker69はキャンセルになってしまったけれど、次はさらに箱が大きくなってLIQUIDROOMということなので、今後も要注目です。
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