2022.4② Weekly Music Log ~菅原圭、Penthouse、ASA Wu、DIALOGUE+、批評の現場はどこにあるのか?~

架空対談方式で、主にその週の新譜を中心に、音楽について緩く書く週刊記事。
ですが、、、諸事情により、簡易版として、曲のリストと簡単なコメントを付けるだけの内容になります。

菅原圭 / エイプリル

「RADAR:Early Noise 2022」にも選出されていて、最近ちょっと気になっていたアーティストの新曲。どういう出自かちゃんと確認できていないのですが、これを見る限りボカロ文脈の模様です。

その文脈も十分納得するほど、随所にボカロの面影を感じますが、特に心地良いギターに、どこか引っかかりのあるリズムが耳を引きました。細かく分析したら面白そうな曲です。

Penthouse / 流星群

こう言わないほうが良いような気もしますが、流石東大の音楽サークル出身だなと思わせるほど、「6人組ツイン“リード”ヴォーカルバンド」という形態を十二分に活かした知的に音が組み上げられたイントロで掴まれました。それでもしっかりポップなのが素晴らしいです。

これがキャリア初となる地上波ドラマ主題歌とのことで、多くの人の耳に届きさえすれば、一気にブレイクしていきそうです。この音のクオリティは間違いないなと思いますし、こういった複雑に入り組んだ音も受け入れられつつあるシーンになりつつありますので、今後に期待です。

ASA Wu / Uncolor

KMをプロデューサーに迎えた「dozen of die」の、時代の苦しさを体現したような、深く深く潜り込んだ音像に胸をえぐり取られたので、そのイメージが強かったのですが、良い意味で大きく裏切られた1曲でした。

この王道のR&Bナンバーで、明るめな雰囲気でも相当に風格を保ちながら表現できているので、シンガーソングライターとしてのクオリティの高さを思い知りました。

DIALOGUE+ / 僕らが愚かだなんて誰が言った

あまり知っているわけではなのですが、声優アーティストユニットの新曲です。随分とEDM風味の強い音像が面白いです。ブロステップのように強烈なドロップに、声優というだけあって軸がしっかりとした歌をぶつけることで生まれる不思議な手触りが、なかなか良いと思いました。

「TikTok、YouTube、ポッドキャストーー今、批評の現場はどこにあるのか?」

お金の話が生々しくて面白かったです。シラスの話もありましたが、このプラットフォームは今までの常識を壊してくれそうな予感が強く、応援したいし、期待しています。


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