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「無人島に持っていくなら、どの1冊?」古書屋敷こるのさん編

小説好きなVtuberさんの話をしよう。
初めまして、皆様ご存じ、書三代ガクトです。

最近、V.Librarianのエトナさんとラジオ企画をしていて、その中で「V紹介」コーナーをしております。

10/8『#トトとラジオ』V紹介コーナー「無人島に持っていくなら、どの1冊?」【古書屋敷こるのさん編】

Vtuberオタクであり、小説大好きな私が、一つの質問を通してVtuberさんを紹介しちゃおうという企画です。

そんな感じで、今回ご紹介させていただくのは隣の席のあなたにめっちゃ本と映画の話をしてくる同級生系Vtuber古書屋敷こるのさんです。

古書屋敷こるのさん

隣の席のあなたにめっちゃ本と映画の話をしてくる同級生系Vtuberと盛り盛りの肩書きを持つ、古書屋敷こるのさん。基本的に小説系の動画を出されていたり、Twitchのwatch partyで映画同時視聴をされています。
コンテンツに対しての愛が感じられる活動が多く、めちゃくちゃ楽しい配信ばかりです。

古書屋敷さんの推しポイント

1)コンテンツへの愛と寄り添った言葉選び
全体的に熱のこもったご紹介をされています。そして作品に添える言葉が個人的にいつも大正解!!!! 
聞いててとても心地よいです。好きが全面に伝わってくる早口は信頼しかできません。

2)動画も配信も面白い
ただただフラットに紹介するだけではなく、ノベルゲームの構図で語り手くんに作品を紹介する動画や、「健康になる小説」という切り口で募集・紹介をしていたりします。
工夫が面白く、物語を感じさせる動画は本当に好き。

3)清楚な見た目、優しい語りから出てくる苛烈な発言
古書屋敷さんはミステリオタクということで、結構な頻度で殺人やトリック、バラバラ死体の話が飛び交います。生首のお姿も作りたいともおっしゃっていたことも。
拝見できる日が楽しみです!

無人島選書

選書本
茅田砂胡『クラッシュ・ブレイズ ヴェロニカの嵐』

選書理由
茅田砂胡版十五少年漂流記。強く生き抜くための哲学を考えさせられる一冊にして、最高のエンターテインメント小説。何より、自分の価値観を大きく変えた、人生のお守りのような本だから。

「クラッシュ・ブレイズ」シリーズの1冊。(今回読ませていただいた私の所感では)本作から読んでも大丈夫だと思います。
”茅田砂胡版十五少年漂流記”と古書屋敷さんのご紹介もありますが、まさにその通り。宇宙開発が進んだ世界での体験学習のはずが、知らない惑星に連れて行かれた学生12人の物語です。

サバイバルと、本国(?)での捜索と。様々な思いが入り混ざる作品で、信念、価値観、そして友情や信頼が描かれていきます。
無人島にはぴったりの一冊かもしれません。

また古書屋敷さんは1冊に絞る際に『華氏451度』『孤島の鬼』『瓶詰の地獄』とも迷われたらしく、孤島ミステリとしては『獄門島』『夏と冬の奏鳴曲』『孤島パズル』がおすすめとのことでした。

良い作品を挙げられるなと思いながら、
無人島選書の質問「無人島に持っていくなら、どの1冊?」だからこその葛藤をしていただいたようで、(申し訳ないながら)個人的にとても嬉しかったです。


というわけで、隣の席のあなたにめっちゃ本と映画の話をしてくる同級生系Vtuber古書屋敷こるのさんをご紹介させていただきました。
ミステリがお好きな方、映画がお好きな方は必見。

また最近、朗読動画も挙げられていました。

【朗読】高村光太郎「レモン哀歌」

活動の幅が広く、そしてどれも愛と好きがあふれているVtuberさんです。
ぜひチェックしてみてくださいませ。



次回は「【#トトとラジオ】11月12日のエトナとガクトで滔々とでご紹介したVの方を扱う予定です。
ぜひラジオ本編も見てね~。よしなに~。


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