はじめまして。歌唄いのおじさんです。

まだnoteがどんなモノかもよく分からないまま、とりあえず書いてみる。
自分について書いてみる。
いまは23:55。
総合病院の一室だ。
そう、あたくし人生初の手術をしたのだ。
脱腸です。腸が超びろ〜んて、なっちまいましてね。
そんな訳で、ただいま絶賛入院中。
まぁ〜、手術台にはビビった、ビビった。ドラマのまんまじゃん。アレ。
そりゃあ、ビビりまくりおじさんですよね。
もー、、傷口も痛いのなんの。
想像の遥か上を行く痛みでしたー(泣)
看護師さんの話だと、男の人でも脱腸手術後に痛すぎて気絶した人もいたみたいね。
笑うコトも咳するコトも出来ず、う○ちも難しい。なんと、鼻をかむ事すら出来ない。
丹田。
いわゆる下っ腹に全くチカラが入れられんのですよ。
で、いちばん参るのが、消灯が21時でしょ。
でも、あたくし、横向きじゃないとマジ眠れないんすね。
しかも入院して思い出したのが、枕が違うと寝れないんすよね。
昨日、奥さん来てくれたのに、伝え忘れまして(苦笑)
傷口が痛むので、もちろん仰向けで、いまさっぱり眠れない状態。
困った。。

てな訳で、シコシコとこの愚痴だらけの駄文を書いている次第なんでございます。

しかし世の中は、ギャーギャーといろいろ騒いでおりますなー。
まあー。
騒がしいったら、ありゃしない。
答は、きっとシンプルなんだけどな。
自分がワクワクする方向に進むだけ。
たったそれだけでいいんだよね。

それが、ボクにとっては、音楽なんすよね。
小学生の頃なんて、あたくしはいじめられっ子でね。
アイドル好きでね。
おニャン子クラブ(笑)
で、同級生に中1の時、「これ聴いてみなよ。今までの音楽と違うから。」って。
BOΦWYのカセットテープ貸してくれて。
「Dreamin'」って曲を最初に聴いて、もういきなりヤラれた。
確かに今まで聴いたコトのない音楽。
一気に夢中になった。
そして、いつの日かギターを弾いてみたいと思うようになった。
そこから、中1の冬にギター買ってもらって。ガンガンのめり込んで。
二十歳で上京して。
都内でバンド組んで。
誰にも負ける気がしなかった。
怖いもの知らず。
実際、ウチのバンドは勢いよく動員が膨らんで、コンテストでも必ず賞を獲り、ライブハウスにはウチのバンド目当ての長蛇の列が。
すぐに大手レコード会社とも仮契約した。
夢がどんどん実現してゆく。
しかも、凄いスピードで。

そこで、あたくしは天狗さんになりました。
見事に完璧なる天狗さんですよ。

もう余裕っしょ！
あとは勝手にレコード会社の連中が、売ってくれるでしょ！

みたいな。

まぁ〜、若造！！
バッカだねー。マジ甘いよなー(笑)
ちゃんちゃら可笑しいってば。

時、既に遅し。
レコード会社とも折り合いがつかなくなり、険悪になる。
契約解除。
いっぱい付いて来てくれたファンもどんどん離れてゆく。
気がつけば、もう三十路。
ヤバい！頑張らなくちゃ！
焦った所で焼石に水でした。

そして意地とつまらないプライドだけでバンドを続けましたが、結局は四十歳で諦めて、地元グンマー帝国に帰りました。
まぁ〜、最後の10年はホントしんどかったな。
なんか、ゴールの全く見えない遠泳みたいで。ホント苦しくて、辛くて。
人生でいちばん大切な筈の音楽が嫌いになりそうでした。

もちろん、しばらくは立ち直れませんでした。
オリンピックだけを目標にしてきたアスリートが、突然、目標を失った感じとゆーのでしょうか。

一方、中学時代にバンド組んだヤツは、作曲家兼プロデューサーで大成功。
中1で、一緒にギター弾き始めたライバルも、一流ミュージシャンを数々手がける敏腕ギタリスト兼プロデューサー。
運命ってのは、とことん意地悪よね。

どうしていいのか、本当に分からなくなり、悶々と苦しい日々なのでした。

つづく