久々に生産性のある1日を過ごせた

8時頃に騒がしさで目が覚めた。今日は粗大ゴミの日なので朝から両親は慌ただしい。煩いのはそのせいだった。昨日の夜に事前準備を済ませたはずなのに、いざ当日の朝になって色々とドタバタしてしまうのは人間の性であろう。

そんな2人をよそに、ベッドでくつろいでいた。今日はやらなければならない、いややりたいことがたくさんある日だった。しかし午後からオンラインの写真講座を受けるので3時間とられてしまうので早く起きなければならなかった。

これも人間の性であろうか、こういう日に限ってもう少し寝ていたくなってしまう。ただの怠惰な人間と言ってしまえばそれまでだが、人間の性ということにしておいてほしい。

以前読んだ『思考の整理学』の内容を思い出し、急いで薬膳の勉強に取り掛かる。頭が活動的な「朝飯前」に薬膳の勉強を終わらせたかったのだ。

物事はやり始めるまでが1番億劫らしい。あれほどやる気が出なかった薬膳の勉強も一度取り掛かってしまえば、すらすらと進むものだ。困難は分割するということは正しいらしい。困難は分割するとは、とりあえず参考書を開いてみるなど、自分が困難と感じる行動をどんどん簡単にすることによって、その行動のハードルを下げ取り掛かりやすくするというものだ。
とりかかることができればこっちのものだ。1時間程度で今日の分が終わった。

予め今日の予定が決まっていると逆算して他のことをやるようになる。時間が上手く使える。締切効果に似たものを感じる。講座の始まる14時までに、自動車税の支払いとウォーキングを一緒に終わらせた。ただコンビニに歩いて行ってお金を支払うだけだが。講座がなければ午前のうちにやらなかっただろう。夕方にそろそろやろうと思うが億劫さが勝ってやらなかったであろう。やはりやる時間は決めておいた方がいい。

午後からはオンラインで写真の講座を受講した。初心者向けのものだったが、今まで感覚で写真を撮っていた自分にとっては目からウロコの内容だった。感覚を自在に操れる、そんな感じがした。自分が無意識、適当にやっていたことを言語化して話せるレベルまで引き上げてくれた。裏を返せば、無知だったということだ。知らなさすぎた。

「知は力なり」とはまさに真理だ。知っているのと知らないのでは雲泥の差である。趣味においてもそうだ。知っているだけで表現の幅が格段に広がる。逆に知らなかったらその狭い範囲でしか表現できない。それではいいものは生まれない。センスは知識から生まれる。

写真講座が終わったタイミングで、TURNSのオンラインイベントが始まる。本日の2大イベントの2つ目だ。テーマは「微住」。

聞いていると関係人口というワードに興味が湧いた。知らなかった言葉だったからということもあるが、関係人口を考えることでこれからの地方に対する関わり方も少なからず変わってくると思った。少しこのワードを掘り下げて考えていきたい。

このイベントの中で最も印象に残ったセリフは「その地方で自分は何をするかが決まっていないと意味がない」というものだ。これは移住だけではなく、実生活にも言えることだった。

何をしたいか、何になりたいかを決めて物事を始めなければただの趣味と変わらない。それで将来食べていきたい、活かした仕事に就きたいなど、その物事を行う上での原動力になる動機が必要である。手応えがなかったのは宙ぶらりん状態だったからだ。納得がいった。

今日はなんだなとても有意義な時間が多かった。

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