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冒険家の夫を追いかけて行ったアメリカ旅行がめっちゃ楽しかった 〜グランドキャニオン編〜 1

新婚3ヶ月で旅に出てしまった夫を追ってアメリカに行った時の話、グランドキャニオン編(合流編はこちら)。

2017年7月28日

B級モーテルで今後の予定を確認。Uberやタクシーを検討するも割高感が否めず、時間もあるのでレンタカー店のある空港まで徒歩で向かう。

▼1.5時間の道のり

この空港がめちゃくちゃ遠かった…。夫の勧めもあり、何度か人生初のヒッチハイクを試みるもうまく行かず。諦めてしゃがみこんで休憩していると、お散歩中の老夫婦が声をかけてくれた。自宅に引き返して車で戻るから、空港まで送ってあげるよ、とのこと。ちょうど雷雨となり危機一髪。お礼に成田空港で買った抹茶キットカットを進呈した。

▼その辺にナチュラルにプレーリードッグがいた。

空港に到着。レンタカー店のカウンターに行くとミドルエイジのおじさまに対人/車保障を付けていないことをかなりきつく言われ(値段が倍ぐらいかかるのだ)、しまいに「もう知らんからな」と厳しい視線を投げかけられる…。車種は一つグレードアップしてもらいトヨタカローラ。ロータリーにぽいっと置かれ、「ハイ鍵、いついつまでに返してね。ほんなら!」という感じでめちゃくちゃあっさりと引き渡し完了。

▼誰も開けていない取説。ワイパーとウィンカーは逆だよ。

空港の駐車場で運転練習をし、maps.me(オフラインでも地図機能が使える旅に必須な優秀アプリ)で目的地:グランドキャニオン国立公園を入れて、いざ公道へ!

※アメリカでの運転に日本の免許証は必須。日本の免許証をレンタカー会社所定のフォーマットで英訳した書類を提出すれば、国際免許そのものを所持してなくてもOK。


アメ車の時速計はマイル表記なので感覚が鈍ってくるが、基本みんな120km/h(=80mile/h)ぐらいで走っている。ブンブンだ。フリーウェイ(高速道路)で信号もなく、道幅も十分でかなり楽ちん。経路があまりにも簡単すぎて、Cameronでの分岐を逃してしまわないか逆に緊張した。

▼ご覧の通り到着まで1回しか曲がらない。

飲食店もガソリンスタンドもない道を100kmほど走る。この炎天下、何かあったら…と思い満タンでも怖い。Cameronにてやっとガソリンスタンドとファーストフード店が出現。バーガーキングで腹ごしらえし、ガソリンも追加する。

▼バカンスシーズンなのでアメリカのファミリーたちはデカいキャンピングカーで国立公園めぐり



2時間のドライブののち、グランドキャニオン国立公園に到着。ゲートで入場料30ドル(1週間有効)を支払い、案内表示に従ってキャンプ場へ。キャンプは一泊18ドル。ラッキーなことに当日空きがあり、私はこの旅初めての(というかほぼ人生初の)キャンプ泊となった。

▼ムースもいるよ〜

▼近くにトイレと水場もあり、キャンプ難易度かなり易しめ。日中は35度ぐらいあるが、朝晩は冷え込むのでダウン必須。

公園内にはお土産やギアも揃う大型スーパーがあり、本当にお手軽にキャンプが楽しめる。ロッジや高級ホテルもある。園内は自家用車のほか、無料巡回バスでも移動可能。一大テーマパークという感じ。

▼子どもの誕生日に合わせて家族でキャンプしているよう。子ども用キャビンにこれまで行ったキャンプ地が描かれている。

到着初日はスーパーで食材調達をし、マルちゃんラーメンとフリーズドライのリゾットを食べて早々に寝たのだった。

▼おままごと気分



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