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ポルシェ・ボクスター、911のバッテリーが完全放電! ディーラー、レスキューも音を上げた(逝っちゃってる)バッテリー上がりからの復活劇!

これは、「室内型の機械式の駐車場」での入庫時に、車幅灯を付けっ放しにして「バッテリーが完全放電(逝っちゃってる=寿命状態)」してしまった状態から、エンジン始動までの復活劇です。(今回は987ボクスター前期ですが仕組みは同じです)

ポルセン(ポルシェ・センター)も、よく頼む外車ディーラーでも、「これはもうレッカー移動ですね」と言われてしまった状態から、見事エンジン始動までが書いてあります。

【マンション室内型の機械式駐車場で天井まで3mしかないのでレッカー車が入れない】→【誰も利用しない深夜に、駐車場管理の人に許可を取り、安全のために停止してもらい、そこへディーラー整備の人が来て運転席側のホイールを外して内側から物理的にトランクを開けた後にウィンチで車を引き出すしか方法が無い。】と言う恐ろしい金額と手間がかかる方法を回避しました。

結果、当日から6日目にて見事にエンジン始動しました。

費用:
上記だと、何十万円も掛かる予定だったのが、何も持っていないで部品を全て購入する前提でも、何と2万円かかりません。自分はだいたい持っていたので5千円もかかりませんでした。

長かった~(^^;

①駐車場へ向かい、カギを挿すとエンジンがかからない。
②車幅灯をOFFにしなかった事に気付き、バッテリー上がり。
③キーを抜こうとしても電磁式の為にキーが抜けない。
④ポルシェはトランク内にバッテリーが有り、そのトランクは電磁ロック方式のため、ある程度の電力がバッテリーに残っていないとトランクが開かない。
⑤その為には、運転席下にあるヒューズボックスを開け、そこにある赤い+端子を抜き出し、ジャンプスターターをヒューズボックスへ接続し、マイナス端子をドア接続部の裸の金属部分へ接続する必要がある(その場所以外だと時間がかかる)
しかし他の駐車場利用者が居るために、誰かが利用する度に、ドアを閉め、その方が車庫利用を終わるたびにやり直し。
⑥20分後、ようやく電磁キーの電力に足りる状態になり、キーが抜ける。しかし、完全放電している為に、ジャンプスターターの電力量ではCCAが足りない。トランクを開けるほどのCCA電力量にならない。
⑦今度はもっと大きな「DC/DC&AC/DCバッテリー」を用意して、
・DC出力でヒューズボックスへアクセスしてもダメ。他の利用者が来てしまうので長時間充電が出来ない。
・「DC/DC&AC/DCバッテリー」→100V家庭用充電器→ヒューズボックスでもダメ。誰かが来てしまう。
・それならと、シガーソケット部を利用するために、シガーコネクタ→±端子の変換ケーブル・コネクタを2個購入。「DC/DC&AC/DCバッテリー」のDCシガーソケット出力機能→もう1個のシガーケーブルコネクタ接続→シガーソケットへ。でも何時間やってもダメ。
・それならと、「DC/DC&AC/DCバッテリー」の100V家庭用充電器→シガーソケットへつなぐも、何時間経ってもダメ。
・今度は、80CCAのカーバッテリーの新品を購入し、直接「新品カーバッテリーDC」→ヒューズボックスへつなぐもダメ。
・次に、直接「新品カーバッテリーDC」→シガーソケットへつなぐもダメ。

結局、電気的には「直流DC」はダメ、「矩形波充電」もダメ、「正弦波充電」もダメ。と言う事になります。

そして、最後の頼みの綱、【見事接続して1分でトランクが開き大成功した方法】で見事エンジンが始動しました。(バッテリーは完全放電ではあっても逝ってはいなかった)

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