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ONE / フラチナリズム 歌詞全文

そもそも僕は五線譜が読めん
横並ぶCやDやEを 眺めては空間を仰いで
適当な言葉を探してるんだ
どっかの誰かに指差され
いちいち傷付いて泣いてみたり

それならもう一線譜でええわ
続くAやBやCを 取っ払って好きな音を並べ
好きなようにただ叫びたいだけさ
便りもないワンルームから
誰かの鼓膜に歌って 歌って 歌って

いつかきっと声も無くなるでしょう
いつかきっと夢も朽ち果てるでしょう
その瞬間は死ぬまで取っとくと
決めてるけど

綺麗な物が汚れてゆく時
どうしようもなく不安になるでしょう
その感情こそが
僕達が生きる理由

零れたインクで何を描こう
少しだけcaffeineに溺れて
世界の終わりなど描いてみよう
やっぱわからんわ ほんますんまへん

透明になって幽霊になって
見える人だけが見えれば良い

甘ったるいRum 鳴らす太鼓
ファイト呼び起こす4弦の音
もう一度6弦にAIMを
大声で歌う隣から “DAMARE”
イヤホン越しの音楽隊は
君だけの笑顔を祈った 祈った 祈った

例えば声が無くなったとして
例えば夢が朽ち果てたとしても
僕が生きていたことだけは忘れないで

たった1人の僕のただ1つ
たった1人の君まで届くのなら
喝采も賞賛も後世もなくても
それでいいから

いつかきっと全て無くなるでしょう
いつかきっとこの身体も消えるでしょう
止まっても無くなるなって願うよ
一線譜の音

たった1人の僕のただ1つ
たった1人の君が笑うのなら
喝采も賞賛も後世もなくても
それでいいよな

ONE

それでいいよな

ONE

2020.10.07 フラチナリズム『4431』

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