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Football Manager 2024(β) Real Sociedad プレイ日記 #1

Football Manager 2024のアーリーアクセスが2023/10/20に始まりました。
そんなわけで、ファーストインプレッションを兼ねた簡単なプレイ日記を書いてみます。

プレイするクラブはタイトルにある通り、スペインのReal Sociedadです。
昨シーズンから日本代表の久保建英選手が所属していることもあって、日本での注目度が高いクラブといえるのではないでしょうか。

今回は、選手・戦術の紹介と、最初の移籍期間での移籍活動について書きます。

なお、文中でのポジションの表記はゲーム中の略称に準じます。
例:攻撃的ミッドフィルダー(センター) → AM(C)

また、導入しているMod類は以下の通りです。


1.初期選手紹介

全員を紹介していると多いので、キープレイヤーだけ紹介します。

Mikel Oyarzábal

リーダーシップの高い頼れるキャプテン。ペナルティキックも非常に上手い。
プロ意識の高い性格なのもうれしいところ。

生え抜きのキャプテンで背番号10。
攻撃に関するスキル・メンタルが全般的に高く、フィジカルも特に穴のない優秀な選手。
攻撃的なポジションの選手にしては守備も上手い。
AM(L)が主戦場だが、前線ならどこでもこなせるのは便利。
能力的にも、ホームグロウンステータス的にも、売ってはダメな選手。

久保建英

意思の強さが最高評価の20だけど、性格に関連するパラメータはゲーム開始時にランダムで決まる模様。

皆さんご存じ、日本代表の若手アタッカー。
ヘディングとジャンプ力が低めなので空中戦は苦手だが、それ以外の攻撃に関するスキル・メンタルは高い。
フィジカルはスキル・メンタルに比べて見劣りするが、欠点と呼べるものもない。
ポジションは現実とは異なりAM(C)が達者(2023までの天性)で、右サイドは熟達となっているが、これはおそらくβ版だからで、正式リリース時には修正されそう。
まだ22歳と若く、伸びしろもあるようなので、さらなる成長に期待。
EU外選手枠を使う点だけがネック。

Kieran Tierny

5~6年前の作品まではワンダーキッドだった彼も、もう中堅世代。

今季Arsenalからレンタルで加入したスコットランド代表の左サイドバック。
ArsenalではZinchenkoや富安に押し出される形でポジションを失ったが、実力は確か。
運動量・チームワーク・意志の強さが高いので、最後まであきらめずにチームのために走れる選手。
スキル・フィジカルも高レベルでまとまっている良い選手。
レンタル延長か完全移籍で来シーズンも在籍して欲しいが、どうなるか。
この選手もEU外選手枠を使う点はネック。

2.戦術紹介

初期所属選手を確認した結果、メインの戦術はこんな感じ。
戦術構築についてはFootball Manager 戦術構築メモを参考にしてください。

レギュラークラス
控え AM(R)とMF(C)が弱いか

2列目に優秀な選手が多いので、それを活かすべくフォーメーションは4-2-3-1をベースに。
そのうえで、MF(C)が得意なMerinoとDMが得意なZubimendiを得意なポジションで起用するために、中盤の中央の配置を少しずらしています。
結果として、4-2-3-1と4-1-2-3を足して2で割ったようなフォーメーションになりました。

選手の役割については、STは自分も得点しつつ、優秀な2列目を活かすために攻撃タスクのコンプリートFW。
2列目は右サイドはチャンスメイクとアシストを狙うサポートタスクのインバーテッドウィング、中央と左サイドは得点もアシストも狙える攻撃タスクの攻撃的MFとラウムドイター(Oyarzábal以外の選手の場合は攻撃タスクのインサイドフォワード)に設定。
中盤は攻撃時には前に出るサポートタスクのメッツァーラと、攻撃時もポジションを保ち組み立てに参加する守備タスクのディープライイングPMの組み合わせ。
サイドバックは、右は前線がボールを持っていないときはサイドに残る傾向があるサポートタスクのインバーテッドウィングなので、そこまで前に出ないサポートタスクのサイドバックに、左は前線が中に絞り気味のポジションを取るので、積極的に前に出るサポートタスクのウィングバックに設定。
DF(C)はボールプレイングDF、GKはスイーパーキーパーで、ディフェンスラインから組み立てを行うようにしています。
また、DF(C)には個別指示でプレスを控えめにしています。

戦術指示としては、ボールスキルに優れた選手が多いので、ある程度主導権を握れるように、メンタリティを積極的に設定し、パスを短く・後ろから組み立てろの指示でややポゼッション重視に。
ドリブルで仕掛けろ・もっと気持ちを出せ・つないでエリア内に入れ・セットプレイを取れの指示で、攻撃はある程度アタッカーが自由に、かつ、積極的に仕掛けるようにしています。
トランジションと守備面では、ハイライン・ハイプレスでカウンター&カウンタープレスにして、ボールを失ったら即時奪還からのショートカウンターを狙います。
ただし、守備ラインの高さとプレス強度は最高だとスタミナ消費と故障リスクが高すぎるので、両方とも最高から一段階下げています。
他の指示としては、飛び込むなの指示で、スライディングタックルを少なめにして、ファウル・カードの減少と、タックルを躱されて数的不利を作ってしまうことを防ぐようにしています。

アウェイ用戦術は、メインの戦術から、メンタリティをバランス重視にして、後ろから組み立てろの指示を削除している他に変更はないです。

3.移籍活動

移籍活動のノウハウはFootball Manager 移籍期間の立ち回りを参考にしてください。

まず、スペインLa Ligaの選手登録の規定は以下の通りです。

  • 選手登録枠は25名、その内フィールドプレイヤーは23名まで

  • EU外選手は3名まで登録可能

    • ただし、EU非加盟のヨーロッパやアフリカのほとんどの国、中米の一部の国はEU内扱いなので、実質イギリスと南北アメリカ・アジアあたりの選手がEU外扱いになる

    • また、中南米の選手は2年間(正確には730日)スペインに居住すると、スペイン国籍が取得できる(他の地域の国籍の場合は10年かかる)

  • 昨シーズンの収支などで決まるサラリーキャップがあり、登録選手の給与総額をサラリーキャップの範囲内に収める必要がある

  • EU内国籍を持ち、シーズン中の1月1日時点で18歳以下の選手は登録不要でリーグ戦に出場可能

初期所属選手では、久保とTiernyがEU外なので、EU外選手枠は残り1名。

そのうえで、戦術紹介のスクショからも分かりますが、選手層を確認しての補強ポイントは以下の通り。

  • 補強必須のポジションはAM(R)とMF(C)の控え

    • DF(R)のレギュラークラスも補強ポイントだが、OdriozolaもTraoréも新加入選手なので、これ以上選手を獲得すると余剰人員を抱えることになるので、今回の補強は見送り

  • できれば補強したいポジションは、ST・AM(R)・DM・DF(CR)・DF(CL)のレギュラークラス

  • その他では、それぞれMF(C)とGKのレギュラークラスであるMerinoとRemiroは現時点ではキープレイヤーだが、年齢・潜在能力評価からこれ以上の成長は見込めず、また、他クラブが興味を持っているので、移籍市場で良い選手が見つかれば入れ替えたい

上記を考慮した移籍活動の結果は以下の通り。

かなり攻めた移籍活動をしている

獲得が¥556億、放出が¥378億で移籍収支はマイナス¥178億という、かなりの赤字。
ただし、放出はほぼ一括払いで移籍金を受け取っているのに対して、獲得は半分くらいを分割払いにしているので、単年度でみれば黒字です。
また、選手放出に関しては、サウジアラビア勢が良い値段で買ってくれたので非常に助かりました。

獲得選手をざっくり紹介します。

Diogo Costa

移籍金¥73億でFC Portoから獲得した、Remiroに代わる新守護神のポルトガル代表GK。
若くて・強くて・伸びしろもあり、この先10年程度はゴールマウスに君臨しそう。
Remiroと同じく足元の技術も優れているので、ビルドアップの質に貢献できそう。

Jean-Clair Todibo

移籍金¥69億でNiceから獲得した、右利きのセンターバック。
守備能力が高く、ボールスキルもセンターバックとしてはかなり高い。
ただし、ポジショニング・集中力・判断力が低めなのは気になるところ。

Jorge Cuenca

移籍金¥68億でVillarealから獲得した、左利きである程度ボールスキルもあるセンターバック。
能力的には前任者のLe Normandとさほど変わらないが、伸びしろがあるので獲得。
スペインの国内育成選手なのもうれしい。

Lutsharel Geertruida

この夏に最も高額な移籍金¥115億でFeyenoordから獲得。
守備的なポジションを複数こなせる便利な選手で、DMのレギュラーとして起用予定。
もう少しパス能力が伸びてほしいので成長に期待。
読みにくい名前だが「ラトスハレル・ヘールトライダ」と読むらしい。

Joāo Neves

移籍金¥90億でSL Benficaから獲得した若手ミッドフィルダー。
当初はMerinoの代役に良い選手が見つからず残留させる方向だったが、移籍期間途中にこの選手が見つかったのでMerinoを放出して後釜に獲得。
現在能力ではMerinoの方が若干高いが、レギュラーで起用できる能力を持ち、将来性は抜群。
性格が頑固でプロ意識が高いのもGood。

Thiago Almada

移籍金¥27億というバーゲン価格でAtalanta Unitedから獲得した、攻撃的ミッドフィルダー。
3~4年以上のプレイ歴のあるFMプレイヤーにはおなじみの優秀な若手選手。
イタリア国籍も持っているので、EU外選手枠を消費しない。
2列目の補強は本当はAM(R)の選手が欲しかったのだが、良い選手が見つからず、代わりにAM(C)として優秀なこの選手を獲得。AM(R)には久保を起用する予定。

Borja Iglesias

移籍金¥44億でReal Betisから獲得したストライカー。
Sadiqと比べてスピード・加速力以外はほぼ上回っており、Sadiqを放出した移籍金でおつりが来る値段だったので獲得した選手。
ストライカーとしてはボールスキルやスピードがやや物足りないが万能型で、得点もできるしポストプレーもできそう。
チームワークとオフザボールが高いので、2列目の選手のためにスペースを作るプレーも期待できる。

Valentín Barco

移籍金¥14.75億でBocaから獲得した若手左サイドバック。
左サイドならどこでもこなせて、サイドバックとしては攻撃的な選手。
アルゼンチン国籍しか持たないので、EU外選手に該当する。
Tiernyが来シーズンも居るか分からないため、将来性の高い即戦力の若手を探して見つけた選手。
ポジション的にスタミナが物足りないので、成長に期待。

Michal Sadílek

移籍金¥9億円でFC Twenteから獲得したミッドフィルダー。
MF(C)の控えを探しているときに、選手層の薄いDF(L)も熟達で便利そうだったので獲得。
能力的にはやや物足りないものはあるが、控えとしては十分。

Dany Mota

移籍金¥6億でMonzaから獲得した前線のマルチロール。
主にAM(R)の控えとして起用予定。

Mathys Tel

レンタルでFC Byernから獲得した若手アタッカー。
前線(特にST)の選手層に不安があることと、レギュラーのBorja Iglesiasが30歳なので早めに後継者候補を確保しておきたかったので獲得した選手。
本当は完全移籍で獲得したかったが、選手が完全移籍に興味がなかったため、総額¥80億の買取オプション付きのレンタルで獲得することに。
シーズン中に完全移籍に興味を持ってくれれば、買取オプションを行使したい。

Saël Kumbedi

移籍金¥14億でLyonから獲得した若手右サイドバック。
現在能力は物足りないので、主にBチームの試合に出して育成する予定。

Joāo Veloso

移籍金¥16.5億でSL Benficaから獲得した若手ミッドフィルダー。
現在能力は物足りないので、主にBチームの試合に出して育成する予定。

また、ゲーム開始時点でレンタルで加入していたAndré Silvaは年俸が¥10億超と高額だったため、レンタルを打ち切っています。

結果、戦術はこうなりました。

昨シーズンから残っているレギュラークラスはOyarzábalと久保だけである

初期からの変更点は久保をAM(R)に回したこと、MF(C)をメッツァーラからボックストゥボックスミッドフィルダーに変更したことです。
後は、獲得した選手を順当なポジションに配置しています。

かなり攻めた感じの移籍活動で、初期からの新加入選手(Tierny・Odriozola・Traoré・Zakharyan)も含めると17名もの新戦力を獲得しています。
そのため、シーズン序盤はチームの結束が低くて苦労しそうですが、ある程度はリスクを承知で積極的な移籍活動を行わないと、将来的なリーグ優勝やUEFA Champions League優勝は無理なので、このような結果になりました。

ちなみに、サラリーキャップは下図のようにギリギリです。
これでも、選手との契約交渉で契約解除金を下げたり、契約金を増額したりして、給与を下げています。
なお、一度、サラリーキャップを超過してしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまったので、移籍期間をはじめからやり直しています。(そのため、日記の投稿が遅れました)

U19で登録不要のTel・Veloso・Kumbediが入っていなくてこれである。
もっとも、上記の3名は登録不要なことを確認の上で獲得しているが。

また、これだけ移籍金を使ったものの、世の中には上がいるものです。

Cheldeaの移籍金総額はちょっとおかしいレベル

ちなみに、移籍期間終了間際にあった、UEFA Champions Leagueグループステージの抽選結果はこうなりました。
PSG・Arsenal・Lazioと同居する、全体的に見ても死のグループです。
これは、3位でUEFA Europa Leagueに回れれば御の字ですね。

それでは、今回はここまで。
次回は前半戦終了まで書く予定です。

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