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AIで描く4コマ漫画「三国志・赤壁の戦い」

三国志とは魏、呉、蜀が西暦250年ごろに中国の覇権を争った歴史小説です。なかでも劣勢の蜀の軍師、諸葛孔明が有名です。
このころ蜀はまだ国として成立しておらず、のちの蜀の皇帝となる劉備は魏の曹操に追い立てられる立場でした。
そのとき魏の曹操から呉の孫権に「降伏勧告」がきます。それを孔明は利用します。

孫権に謁見する孔明

孔明は蜀と呉とが同盟を結び強大な魏に対抗する策を提案します。

諸葛孔明

しかし呉の周瑜(しゅうゆ)は孔明の才能を警戒して、殺そうとしたり、難題を吹きかけて困らせようとするのです。例えば1000本の矢を1週間で作れなどとです。
孔明はわらをつんだ船を魏に走らせて、相手から矢を射らせて1000本の矢を得ます。
孫権は諸葛孔明の案を採択します。
諸葛孔明は全国行脚の旅をしていて、長江では、年に1度強烈な南風が吹くことを知っていました。
魏の曹操は長江では、北風が多いことから油断していました。このとき魏の船団は船酔いと風土病に悩んでいたので船と船との間を鎖で結んでいました。この状態の火責めは危険です。部下の荀彧(じゅんいく)は注意しますが、曹操は「長江というものは北から南に風が吹く、火責めをするとこまるのは南にいる孫権だ」と相手にしません。
南風が予想される日がきました。孫権の部下の将軍、黄蓋(こうがい)はわらを大量に積んだ船で近寄り、南風にのって曹操の船に近づき火責めにします。

火責めにされて炎上する曹操の軍艦

真っ赤に燃え上がる曹操の軍艦。互いに鎖でつないでいるので逃げられません。次々萌え落ち、焼死、水死が相次ぎます。
しかし、曹操はなのか馬に乗って逃げようとします。追撃するのは劉備軍です。要所要所に、張飛、趙雲を配置して曹操を攻撃しますが曹操はしぶとくにげます。
孔明は曹操の性格をよく知っていて、彼がどの道を逃げるのかを計算していたのです。

関羽が曹操を逃がす

最後に待ち構えているのが関羽でした。しかし、関羽は、早々に恩義をうけたことがあったので、曹操を逃がしてしまいます。
そのことを諸葛孔明に謝罪する関羽。しかし、諸葛孔明は①曹操はまだ命運がつきておらず、逃がすのもしかたない。(時代が曹操を求めている)、②曹操が死ぬと二倍以上のの国力をもつ呉と蜀の直接対決になって劉備がまずいことをしっていた孔明は関羽をゆるすのでした。
魏、呉、蜀の国力は7:2:1だったといわれています。
動画をだします。まとめてみたいかたはどうぞ!

また、テーマを考えて掲載します。
三国志は面白いですね。

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