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家康関係の講演会など

静岡市の歴史や文化に関連したイベント情報です。

2023年のNHK大河ドラマが、徳川家康を描いた波乱万丈のエンターテイメント「どうする家康」となりました。母も毎週欠かさず見ております。

徳川家康関連の講演会などが企画されていますので紹介します。



新春歴史講演会 どうした瀬名姫
日時:令和5年1月29日(日)
会場:西奈生涯学習センター(リンク西奈)
講師:水野茂氏(静岡古城研究会 名誉会長)
主催:西奈図書館友の会 けやき
後援:静岡市教育委員会
昔、「にしな(西奈)」に瀬名館があった。そこで生まれた瀬名姫は、徳川家康の正室・築山殿となる。そして家康の命により38年の生涯を閉じる。新説を交え、築山殿の悲劇の生涯に迫る。

シンポジウム 今川館の姿にせまる
日時:令和5年2月4日(土)
会場:静岡市民文化会館
戦国時代、東海の覇者として君臨した今川氏。今川氏は室町時代の初めから約230年もの間、駿河国を治め続けました。彼らの本拠地がどこにあったのか、どのような姿をしていたのか、これまで謎に包まれてきた「今川館」の真相が少しずつ分かり始めています。
令和4年2月に延期された本シンポジウムが、静岡市歴史博物館のグランドオープンを記念して開催することが決定。文献史・考古学・都市史の分野の垣根を超え、各研究の第一人者の先生方にお集まりいただきます。

<第1部 戦国大名今川氏の本拠地 駿府>
講演1 「駿府における今川氏・家臣たちの日常
登壇者:小和田哲男氏(静岡大学名誉教授/日本中世史)
講演2 「戦国大名の町づくり~駿府の構造と特徴~
登壇者:仁木宏氏(大阪公立大学大学院文学研究科教授/日本中世近世都市史)
<第2部 今川館を考える>
講演3 「戦国大名の館と陶磁器について
登壇者:小野 正敏 氏(国立歴史民俗博物館名誉教授/中世考古学)
パネルディスカッション「出土品・遺構からみた今川館
登壇者:小和田哲男氏、仁木宏氏、小野正敏氏、河合修氏(静岡県文化財課)ほか




静岡市歴史博物館 開館記念企画展
徳川家康と駿府
期間:令和5年1月13日(金)~2月26日(日)
会場:静岡市歴史博物館 3階 企画展示室

江戸時代260年の太平をもたらした徳川家康は、生涯の1/3にわたる長い期間、駿府を拠点としていました。特に天下の最高権力者「大御所」として過ごした9年余りは、東アジア諸国との緊張緩和、公家をも支配下に置く秩序の構築など、一生のうち最も雄大なミッションに臨んだ活動期でした。
本展では、静岡市域に伝わる家康ゆかりの品を展示します。関ケ原で戦う石田三成宛てに出した手紙を初公開。また町人宅に伝わる家康拝領の扇子や、寺社宛ての本領安堵の文書なども展示します。


令和4年度 第5回企画展
家康と東海道~どう描いた広重~
期間:2023年1月24日(火)~4月2日(日)
会場:静岡市東海道広重美術館
主催:静岡市、静岡市東海道広重美術館
協力:清見寺、静岡県立中央図書館、林香寺、豊積神社、株式会社やまだいち、久能山東照宮、静岡浅間神社
後援:NHK静岡放送局

関ヶ原の戦いの勝利により権力を強めた徳川家康が手掛けたのが、江戸と各地を結ぶ五街道の整備です。自身の居城である江戸から京坂を結ぶ「東海道」には、各宿場が制定され、整備が進んでいった街道には多くの人やものが行き交うようになります。
江戸時代後半には庶民の旅ブームが起こり、歌川広重の『東海道五拾三次之内』(保永堂版)をはじめとする「東海道五十三次」の浮世絵シリーズ作品が人気となります。本展では、広重の「東海道五十三次」のシリーズ作品を中心に「東海道」に残る家康の足跡を紹介します。


東海道の美 駿河への旅
期間:2023年2月11日(土・祝)〜3月26日(日)
会場:静岡市美術館

慶長六(1601)年、徳川家康は江戸と京都を結ぶ東海道に五十三の宿駅を設置します。古来、東海道の名所は多く絵画化されていましたが、参勤交代や物資輸送などで街道が整備されると、庶民も旅に出るようになり、やがて東海道そのものを主題にした絵画が広く普及していきました。
また、東海道は詩書画を好む駿河の文化人たちと上方や江戸の絵師たちとの交友も可能にしました。とりわけ江戸時代中期以降、京都の円山応挙一門や江戸の司馬江漢などによる新しい傾向の絵画は、駿河の人々に歓迎され、街道を通じて人や作品の往来がさかんに行われました。こうして東海道の中間にある駿河でも江戸と上方双方の文化の影響を受け、多様な表現が展開することになります。
本展では、描かれた東海道と街道をめぐる絵師たちの往来に注目し、東海道が育んだ駿河の美術や文化をご紹介します。(チラシ


NHK大河ドラマ特別展
どうする家康
期間:2023年11月3日(金・祝)〜12月13日(水)
会場:静岡市美術館

戦乱の世に次々と起こる予期せぬ出来事に逃げることなく答えを出し続け、泰平の世を切り拓いた徳川家康。本展では、家康の生涯において重要なターニングポイントとなった合戦や事件の数々を、関連する絵画や文書を通してひも解くとともに、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉など家康に「どうする?」の決断を迫った人々ゆかりの資料も交えながら、誕生から歿後に東照大権現として祀られるまでの足跡を辿ります。あわせて甲冑、刀剣をはじめ、駿府で暮らした晩年に愛用した茶道具、文房具、装束なども展観し、家康の真の姿を浮き彫りにします。

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