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#ワールドミュージック
出囃子風 Make Me A Pallet On Your Floor
アメリカの南部で歌い継がれてきた曲です。 落語風に言えば「あたしゃあんたの寝床になりたい」でしょうか。「On The Floor」と表記されることも。 別名「アトランタブルース」と呼ばれるように、もともとの歌詞はもの悲しい内容のようですが、そのあたたかいメロディー自体が救いになっているように感じます。 ラサーン・ローランド・カークによるジャズ演奏が素晴らしいので興味がありましたらぜひ。 しゃみせんBOXとアフリカの大太鼓、ネパールの小太鼓(マダル)というすごい組み合わせで寄席の出囃子風に演ってみました(相変わらず粗削りですが……)。
マシタカドンドン
明治~大正時代の演歌師・添田唖蝉坊詞の歌「増税節(ゼーゼー節)」が、替え歌になって歌われたものです。 元歌は、 「トツ アッセー(咄 圧政)」 「マシタカ ゼーゼー(増したか 税 税)」 と、スキャットに見せかけて重税に対する社会風刺をしています。こっちの方が音の響きは良いのですが、あまりにもダイレクトなメッセージなのでちょっと無粋かなあ……と思っていたところ、土取利行さんの歌っていらっしゃるこの曲のYouTube動画解説で、 『トコヤッセー、マシタカドンドンとなって笑い唱にもされました』 ということを知りました。 「笑い唄……イイじゃない!」 と思ってコチラを採用。自分なりに貧乏の悲喜劇がこもった和製ブルースな感じにアレンジしてみたつもりです。 ……そういえば、森永卓郎さんが財務省の増税気質について書いた本、アマゾンでベストセラーですって! 読んでみようかしら。